終活ライフケアプランナーはどんな資格?試験内容や取得のメリットについて解説します

終活 ライフプランナー アイキャッチ

終活ライフケアプランナーという資格をご存知でしょうか?

終活ライフケアプランナーは取得することで、終活について理解を深めることができるだけでなく、さまざまな業種の仕事に役立てることもできます。

今回は、終活ライフケアプランナーがどのような資格なのかについて詳しく解説します。

終活ライフケアプランナーとは

ペンを持つ男の人

終活ライフケアプランナーとは、終活について熟知し相談者の悩みに即して的確なアドバイスやサポートができるスキルを証明する資格です。

一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間の資格で、最短約3か月で取得できます。

協会に認定を受けた教育機関等が実施するカリキュラムを修了すれば、誰でも受験することができ、得点率70%以上で合格となります。

受講から受験まですべて在宅で実施でき、自分のペースで進めることが可能です。

講座でわからないところがあれば講師に質問することができるので、安心して受講することができますよ。

また、試験はテキストを確認しながら受験できるため丸暗記をする必要もなく、合格のハードルはあまり高くありません。

葬儀業界や保険・金融業界、医療・福祉業界など、終活と深く関係する業界の従事者をはじめ、ご自身や身近な人の終活に役立てたい人など、終活の知識や支援に興味がある人に推奨されている資格です。

参照:日本能力開発推進協会

終活ライフケアプランナーの資格を取得するメリット

おばあさん

では、終活ライフケアプランナーの資格を取得するとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

今後需要が高まる市場の資格である

総務省統計局が発表している高齢者人口の統計によると、65歳以上の割合は年々増加しており、2040年には約35%にまで増加する見込みです。

このように高齢化が進む日本では、自分の死後や余生について考える人が増え、終活に対する意識が高まっています。

そのため、終活市場は今後ますます需要が高くなり拡大していくことが予想されます。

こうした社会情勢において、終活ライフケアプランナーの資格は、終活の相談やサポートなど、長期的にさまざまな場面で活かすことができる資格といえるでしょう。

参照:総務省統計局ホームページ

スキルアップできる

終活ライフケアプランナーの資格を取得するには、終活に関する正しい知識を習得し、顧客の悩みや希望に沿ってサポートするカウンセリングのスキルを身につけることも必要です。

そのため資格取得を機に、終活に関する幅広い相談にも対応することができるようになり、終活に関連する業界でのスキルアップにつながります。

終活に関心があっても、誰に相談すべきかわからないという人も多いため、そうした人々にも寄り添い、サービスをより向上させることができるでしょう。

身近な人の終活の助けになる

資格取得のために身につけた知識やスキルは、仕事だけでなく自分自身や身近な人の終活にも役立てることができます。

いざ終活を始めようと思っても、十分な知識がなければわからないことや不安に思うことも多く、円滑に終活を進めるのは困難です。

終活に関する専門知識をもった終活ライフケアプランナーは、悩みに沿って終活を進めることができるため、ご自身や身近な人の終活を満足のいくものにできるでしょう。

終活ライフケアプランナーの資格でできること

開いたエンディングノートとペン

終活ライフケアプランナーの資格はどのように活用できるのか、具体的にご紹介します。

終活のサポートができる

終活ライフケアプランナーは、医療や介護、相続、葬儀、お墓など終活に関する知識を有し、終末期ケアや死生観などを幅広く理解した終活の専門家として、終活のサポートをすることが可能です。

これから終活を始めようとしている人や、終活をするうえで悩みや不安を抱いている人などに寄り添い、一人ひとりに合った終活の進め方やポイントなどをアドバイスしていきます。

専門的な分野への窓口になれる

終活ライフケアプランナーは民間の資格であり、相談者に対して法的な手続きなどを直接行うことはできません。

ですが、どのような手続きが必要か、どこの機関に相談すべきかなどについて的確にアドバイスすることはできます。

終活に関して悩んでいても、誰に相談すべきかわからないという方も多いのが現状です。

終活ライフケアプランナーはそんな相談者の悩みを明確に把握し、終活の専門知識をもとに適切な専門家へ引き継ぐ、窓口のような役割を担うことができます。

エンディングノートの書き方をアドバイスできる

終活を行ううえで、自分の情報を伝えるため、または自分の余生について考えるために役立つ「エンディングノート」の作成についてアドバイスすることができます。

エンディングノートは遺言書とは違って自由度が高い分、活用の仕方次第で充実度が大きく異なるものです。

人によっては何を書けばよいのかわからなかったり、一人で考え込んでかえって悲観的な気分に陥ったりなど、うまくいかないことも想定されます。

終活ライフケアプランナーは、エンディングノートの書き方に困っている相談者に対して、悩みや要望に合わせて適切に活用できるようサポートしていくことが可能です。

終活ライフケアプランナーの資格で身に着く知識

開いた本とノートと鉛筆

ここでは、終活ライフケアプランナーの講座では、具体的にどのようなことを学ぶのかをご紹介します。

終活についての基本知識

まず、医療や介護、財産の相続、遺言書の作成、葬儀やお墓についてなど、終活に関する基本的な知識全般について学びます。

終活ライフケアプランナーには、これらの知識をもとに的確なアドバイスをするスキルが必要です。

終活の基本的な知識を身につけることで、多くの人が終活で悩むポイントや終活の進め方について理解を深め、満足のいく終活ができるようサポートする能力を養うことができます。

死生観や終末期のケアについての知識

終活ライフケアプランナーの講座では死生観や終末期ケアについて学び、病気や老化などで死と向き合う人々に寄り添い、その気持ちを尊重できるような理解力も養います。

終活の相談には決められた答えがあるのではなく、相談者の悩みや気持ちなど個に応じたサポートを行うことが大切です。

心のケア方法や死に対する考え方への理解力を身につけることで、相手にとって有意義なアドバイスをしっかりと考え、思いやりをもってサポートすることができるようになります。

終活ライフケアプランナーの活動についての知識

終活ライフケアプランナーの資格を取得後、実際にどのように活動していくのか、実務に関する知識も必要です。

講座では活動内容をはじめ、顧客情報管理や集客方法、セミナー開催の流れなど、資格取得後の具体的なイメージがつかめるようなところまで学習することができます。

終活ライフケアプランナーの資格はどんな業界で活かせる?

老人の介護をする女性

終活ライフケアプランナーの資格を取得すると、主に次のような業界で知識やスキルを活かすことができます。

葬儀業界

葬儀業界では、死生観や宗教観、エンディングノートの内容などに基づいて依頼者の希望に沿って対応することが重要です。

終活ライフケアプランナーを取得することにより、依頼者の思いを尊重した提案ができるようになり、終活に関して幅広く相談者に乗ることもできるようになります。

葬儀業界は終活と密接に関わっているため、終活ライフケアプランナーを名乗ることは、顧客の信頼を得ることにもつながるでしょう。

金融・保険業界

金融や保険の業界では、生涯のライフプランの一環として、終活の知識も必要です。

終活ライフケアプランナーの資格があれば、お金に関する悩みや不安や保険に関する疑問などを解消できるよう、終活の知識を踏まえてより具体的で的確なアドバイスや幅広い提案を行うことができます。

カウンセリングのスキルも身に付くため、顧客に合う充実したサービスが提供でき、顧客満足度の向上につながるでしょう。

医療・福祉業界

医療や福祉業界は、死生観への理解やカウンセリングスキルが求められる業界です。

終活ライフケアプランナーの資格取得でスキルアップすると、患者本人だけでなく患者の親族にも寄り添い、相手の気持ちをより尊重した対応ができるようになります。

また、終活ライフケアプランナーとして終活に関する相談を受けるなど、対応できることの幅を広げることも可能です。

<h2>終活ライフケアプランナーの資格取得に向いている人は?

本を開いた手元

終活に関する資格はいくつかありますが、以下に挙げる項目に当てはまる人は、終活ライフケアプランナーの資格取得に向いているといえます。

現在の仕事のプラスにしたい人

終活ライフケアプランナーの資格では主に、終活に関する基本知識のほか死生観や終末期ケアについて習得し、カウンセリングスキルを向上させることが求められています。

そのため、終活と関わりがある仕事でスキルアップしたいと考えている人におすすめできる資格です。

終活ライフケアプランナーの資格を取得すると、サービスや提案の幅を広げて付加価値を高めることや、顧客に寄り添う対応力を身につけることに期待できます。

自分のペースで資格を取得したい人

終活ライフケアプランナーには、以下のような特徴があります。

  • 受講から受験まですべて在宅で取得可能
  • 最短3か月で取得でき、最長700日間のサポートあり
  • 不明点などは講師に質問しながら進められる

通信教育で取得できるため、自分に無理のないペースで進められることから、なかなか時間が確保できない人でも取得しやすい資格といえるでしょう。
また、試験はテキストを確認しながら受験できるため、丸暗記が苦手でも心配ありません。

自分や身近な人の終活をより良いものにしたい人

終活ライフケアプランナーの資格はビジネスへの活用だけではなく、生涯学習の一環としてもおすすめです。

自分や身近な人の終活を満足のいくものにしたいと考えている人にとって、有意義な知識や考え方を幅広く学べるほか、実践力まで養うことができます。

終活に関する知識がないけれど、自分でしっかり向き合って考えたい人にとって、絶好の学習機会になるでしょう。

他の終活に関する資格との違い

積まれた書籍とコーヒー

終活ライフケアプランナー以外にも、終活に関する資格はいくつかあります。

そのなかでも代表的な資格を、以下に2つご紹介します。

終活アドバイザー

終活アドバイザーとは、終活を専門とするNPO法人ら・し・さが認定する資格で、通信教育大手のユーキャンが講座を実施しています。

終活の基本知識全般やエンディングノートの書き方などを約4か月かけて学び、最長で8か月のサポートを受けることが可能です。

得点率60%以上で合格でき、終活ライフケアプランナーと比べても難易度や通信教育の学習形態などには大きな差はありません。

終活アドバイザーの大きな特徴は、資格を取得すると終活アドバイザー協会への入会が必要となるところです。

4,000円の入会金や6,000円の年会費が必要ですが、会員専用の情報閲覧や会員優待価格でのセミナー受講などの特典があるため、資格取得後も継続して学習したい人には特にぴったりの資格だといえます。

終活カウンセラー

終活カウンセラーとは、一般社団法人終活カウンセラー協会が認定している資格で、学ぶ内容やレベルによって2級、1級、協会認定終活講師養成講座の3つのプログラムに分かれているのが特徴です。

  • 自分の終活に活かせる2級
  • 人の終活をサポートできる1級
  • 終活カウンセラーを育成する講師になれる協会認定終活講師養成講座

上のレベルを目指すには2級から順に取得し、勉強会への参加など受験資格を満たす必要があります。

講習に参加後、試験に合格したら認定され、2級であれば6時間という短時間の講座で取得を目指すことができるので、短期集中で学びたい人に特におすすめできる資格です。

通信教育ではモチベーションが続かない人でも気軽に挑戦でき、自分や身近な人のために活かせる知識をすぐに身につけたい場合にも、効率よく本格的に学ぶことができます。

まとめ

終活ライフケアプランナーは、終活に関する不安や悩みに寄り添い、終活の相談窓口として活躍できる知識やスキルを身につけた人が取得できる資格です。

一貫して在宅で取得でき、スキルアップだけでなくご自身や身近な人の終活にも活かせます。

自分のペースで終活について学んでみたい人は、ぜひ資格取得を検討してみてください。