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  • 一周忌法要は家族のみでもいい?案内・挨拶状の書き方と服装や香典・会食をどうすべきかも説明します

    一周忌の法要を家族のみで執り行うことは全く問題ありません

    最近では家族葬自体も増えてきており、同じく一周忌も小規模で行う場合が増えている傾向にあります。

    家族のみで行う場合、挨拶状や服装はどうするべきなのでしょうか?

    具体的にどのように行うケースが多いのか、マナーをまとめましたのでご覧ください。

    一周忌について詳しくはこちらの記事をお読みください。
    一周忌とは?マナーや準備について解説

    一周忌法要は家族のみでしてもいい?

    まずはそもそもの疑問として、一周忌法要は家族のみで行ってもいいのか?と、家族のみで行うとどうなるのかを確認しましょう。

    【結論】家族のみでも問題なし!

    結論から言って、一周忌法要を家族のみで執り行っても問題はありません

    普段から親族とのお付き合いが希薄だったり、親族の住居が遠方だったり、あるいは高齢なため招くとお互いが大変な思いをすることが想定されたり、各家庭の事情は様々です。

    また、家族のみで行うと引き出物や香典返しなどの費用を抑えられるというメリットもあり、家族のみの一周忌が珍しくなくなってきています。

    形式はどうあれ、大切なのは気持ちを込めて故人を偲ぶことです。

    家族のみという少人数であってもそれは変わらないのです。

    家族葬が増加してることも要因?

    最近では家族葬が増加の傾向にあり、その流れで一周忌法要もごく内輪で行いたいという家族は増えています。

    家族葬とは、家族と身近な親族だけという少人数で行う葬儀です。

    場合によってはごく親しい友人を招くこともありますが、人数が少ないため、故人の生前の意向や家族が納得できるお別れのかたちを創り出しやすいという特徴があります。

    故人と静かにお別れができる、自由な葬儀ができるといったメリットを、一周忌でもうまく取り入れたいと思うのは自然な流れでしょう。

    通常の一周忌と家族のみで執り行う時の違いは?

    家族のみで執り行っても、一周忌法要は基本的には同じ内容になりますが、施主の判断や故人の生前の意向で僧侶による読経などが簡略化されることもあります。

    また、集まる人数が少なくなるため、法要を行う会場やその後に催される会食が自宅や身近な場所になることも多いです。

    家族のみで一周忌法要をする場合の費用

    どこまで簡略化するかによって一周忌法要にかかる料金は変わってきます。

    一周忌法要にかかる料金

    目安として、会館や斎場、ホテルで行った場合は3万円~6万円、寺院では一般的には1万円~2万円程度の会場費が必要です。

    香典やお供え物をいただいたお返しとして、3千円~5千円程度の引き出物や会食費も予算に入れておきましょう。

    家族のみで行うとなれば、広い会場でなくても良いので比較的会場費も安く上がります。

    また、家族間なら香典やお供え物、引き出物も無理をしない範囲におさえられます。

    僧侶に払うお布施や御車代

    僧侶に渡す金銭として、お布施の他に御車代や御膳料があります。

    まずお布施ですが、これは故人のためにお経を読んでいただいたことへの感謝の印として渡す金銭です。

    そのため明確な料金が決まっていませんが、一般にお布施の相場は3万円~5万円とされています。

    首都東京を中心とした関東地方や、京都・大阪といった大都市がひかえる関西地方では4万円台や5万円以上の場合も多くみられます。

    対して北海道のような地方になると3万円前後と安めの金額になっています。

    御車代や御膳料は渡す必要がある場合と無い場合があります。

    御車代とは、僧侶が会場まで足を運ぶのにかかる交通費のことで5千円~1万円が相場ですが、寺院で法要を行うと渡すこと自体が不要になります。

    御膳料は、僧侶が会食に参加しなかった場合に会食代として渡す物で、一般的な相場は5千円~1万円です。

    僧侶が会食に参加したり、会食を行わずお酒やお弁当を持ち帰ってもらったりした場合は必要ありません。

    家族で行う一周忌法要の流れ

    一周忌法要の流れは通常の場合とあまり変わりがありません。

    事前準備の流れ~日程の調整や会場の確保を~

    1.日程を決める
    2.自宅や寺院など会場を決め、手配する
    3.招待客を決め、案内状を送る
    4.会食を手配
    5.引き出物を手配
    6.お布施などの準備
    7.供物の手配

    1.事前準備は日程を決めることから始まりますが、日程は僧侶を招く場合はお寺との相談も必要です。

    2.出席者が少人数であれば自宅でも一周忌法要を行えますが、家に仏壇が無い場合は、寺院や葬儀会館などを利用することになります。

    3.招待客を呼ぶときは案内状に返信用ハガキを同封し参加者の人数を把握します。

    4.会食は仕出し料理を頼んで自宅で席を設けるケースと料亭やレストランなど外食するケースがありますが、どちらの場合も一周忌であることを伝えましょう。

    法事に相応しくない鯛や伊勢海老といった慶事の食材が入らないようにするためです。

    5.引き出物の相場は3千円~5千円が一般的で「消え物」がよく選ばれます。

    消え物とは食べたり使ったりして消えていく物のことで、お菓子や海苔、お茶、洗剤、タオルなどが多いです。

    6.お布施を入れる封筒は無地の白で、表書きは封筒の上段に「お布施」や「御布施」と書き下段には施主の氏名か姓(「〇〇家」)を記入するのが一般的です。

    僧侶に渡す物なので、表書きでは薄墨ではなく濃い墨かインクを使います。

    7.お供え物は食べ物や飲みなど消費されてなくなる物が良いとされています。

    故人にお供えする物なので、生前の好みの品を選ぶと良い供養になるでしょう。

    当日の流れ

    1.僧侶の入場
    2.施主の挨拶
    3.読経
    4.参列者の焼香
    5.僧侶の法話
    6.会食(お斎)
    (7.親類を招かなかった場合は挨拶状を送る)

    一般的な一周忌の当日の流れは上記の通りですが、家族のみで執り行うのであれば読経や法話、会食を省くという選択肢もあります。

    読経の代わりに故人が好きだった音楽を流し、家族で思い出を語り合うことなどでも供養になります。

    最終的には施主の判断になりますが、家族でよく話し合ってより良い一周忌にしていきましょう。

    親戚への対応はどうする?

    一周忌で親類を呼んでも呼ばなくても、連絡はする必要があります。

    通常は案内状や挨拶状を送ります。

    招待するなら「案内状」を

    一般に一周忌に親族を招くときは、勘違いなどを防ぐために案内状を送って日程や場所を知らせるのがマナーです。

    ただし、ごく少人数で小規模に執り行う場合は、親戚との付き合い方次第で電話で済ませることもあります。

    下に例文でも分かるように、お悔やみの手紙は本来、縦書き記入と句読点を用いない、という慣習があります。

    <案内状・例文>

    謹啓 ◯◯の侯  皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

    このたび亡父 ○○の一周忌を下記の通り営むことになりました
    つきましてはご多忙中まことに恐れいりますが ご参会賜りますようご連絡させていただきます

    敬具  
     日時 令和◯◯年◯◯月◯◯日(◯曜日)午前◯時◯分より
     場所 自宅にて(もしくは寺院)
     住所 ○○市◯◯町 
     電話 ◯◯◯−◯◯◯−◯◯◯◯
      ※なお、法要後はささやかではございますが 供養の粗宴をご用意いたしております

    令和◯◯年◯月
    住所 ◯◯市◯◯町 
    電話 ◯◯◯−◯◯◯−◯◯◯◯
     
    喪主(または施主氏名)○○

    ※お手数ではございますが◯月◯日までに同封の返信はがきにてご都合をお知らせ下さい

    招待しない場合「挨拶状」を

    親類を一周忌に招待しない場合は、法要を終えてから挨拶状を出します。

    法要前に挨拶状を送ると、招待はしないけれどお供え物は贈って欲しいと受け取られることもあるからです。

    挨拶状でも案内状と同様に、縦書きで句読点を用いないことに注意して書きましょう。

    <挨拶状・例文>

    謹啓 初冬の侯  皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

    このたび亡父 ○○の一周忌法要を家族のみにて滞りなく相すませることができました
    本来であれば皆様にご出席賜るところではございますが
    家族のみで営みたいという家族の意から 甚だ勝手ながら
    家族のみで行わせていただきましたこと ご了承いただければ幸いです

    故人が生前に賜りましたご厚情に深く感謝し 慎んでご報告申し上げます
    皆様のご健勝をお祈り申し上げます

    敬具
    令和○○年○○月
    住所○○市○○

    喪主(または施主氏名)○○○○

    家族のみの一周忌法要での疑問

    家族のみの一周忌法要となるといろいろな不安が頭をよぎります。

    ここでは良くある疑問とその答えをご紹介します。

    服装はどうする?

    一周忌を家族のみで行っても喪服を着用するのがマナーですが、施主の判断で略喪服となる平服(へいふく)で行うことも多くなっています

    通常、平服とは普段着のことを指しますが、一周忌法要などの法事では喪服よりも少しカジュアルな黒・紺・濃いグレーなどのダークスーツになります。

    お子さんは制服があればそれを着用しますが、無ければ黒・紺・濃いグレーなどズボンやスカートに白いシャツやブラウスを合わせます。

    僧侶を読んで読経をしてもらう場合は、平服を着用することを事前にお寺に相談しておくとスムーズにすすめられます。

    一周忌の服装についてはこちらの記事もご覧ください。

    一周忌の服装は喪服?平服?

    香典は必要?

    家族のみだとお香典の必要性も気になりますが、施主側から辞退の申し出がなければ用意しておくべきです。

    香典の金額は故人との関係性によって変わります。

    自分の親が亡くなった場合は3万円~10万円が相場とされています。

    ただし、社会人になったばかりで収入が少なければ1万円のこともあり、反対にそれなりの年齢、地位にある場合は10万円を超えることも少なくありません。

    義父母の場合は同居・別居に関係なく、実の親と同様の3万円~10万円が相場とされています。

    祖父母の場合は1万円~3万円が相場ですが、同居で親同然の関係にあれば金額もおのずと多めになります。

    詳しくはこちらの記事をお読みください。

    一周忌で渡す香典の相場・書き方渡し方のマナー

    会食は無しでもいい?

    一周忌では法要の後に会食を行うのが一般的ですが、どうしても必要というわけではありません。

    施主の判断次第で会食を無しにしたり、会食の代わりにお酒や折り詰めの料理を持ち帰ってもらったりしても問題ありません。

    まとめ

    以前に比べ一周忌法要を家族のみで執り行うことが増えています。

    大勢の招待客を招いたときより家族の意思が反映されやすく費用を安く済ませることもできるからです。

    現代のライフスタイルで必要とされる形式の1つと言えるでしょう。

    大切なのは人数よりも気持ちを込めて故人を偲ぶことです。

    家族でよく話し合ってより良い一周忌にしてください。


    20.12.28

    この記事を書いた人

    終活瓦版 編集部

    終活瓦版 編集部

    遺品整理と終活の専門家集団です。年間6,000件以上の遺品整理、不動産整理の実績。複雑でわかりにくい終活まわりの様々な課題をわかりやすく整理して発信してまいります。

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