三回忌に欠席する際の連絡や香典の金額・お供え物の選び方とは?

三回忌 欠席

三回忌は、故人の冥福を祈って供養として行われるものです。

三回忌は大切な行事となりますが、どうしても出席しなければならないというものではありません。

やむを得ない理由がある場合は、ご遺族に失礼にならない様に欠席する旨を連絡しましょう。

また香典に必要な金額やお供え物に向いているものを紹介します。

三回忌について詳しくはこちらの記事をお読みください。
三回忌とはどんな法要?基本的なマナーについても紹介

三回忌の欠席を連絡する方法

喪服で並ぶ家族の画像

三回忌への出席が難しい場合、連絡手段は電話やメールでも良いのか判断に迷いますよね。

ここでは最適な連絡方法について解説します。

お返事は手紙が最適

三回忌の連絡が届いた際はできれば手紙で欠席の旨を伝えるようにしましょう。

メールや電話に比べ、手紙を出すには手間がかかります。

できることならメールや電話で手軽に連絡したいと思う方もいるかと思いますが、手紙は手間がかかる分謝罪の気持ちも伝わりやすくなります

やむを得ず欠席せざるを得ない場合にきちんと謝罪の意を伝えたいなら、手紙で連絡されることをおすすめします。

欠席することが決まったら手紙は迅速に送るようにしてください。

急な欠席連絡はご遺族の負担になってしまうのでなるべく早く連絡するようにしましょう。

電話やメールでもいいの?

手紙で欠席の旨を伝えることがベストですが、電話やメールで伝えることもマナー違反にはなりません

電話とメールであれば、電話で伝える方がより確実で好ましいでしょう。

メールを送っただけでは返信がなければ相手に届いているか確認することができません。

また、電話で欠席の理由を伝える方が誠意を伝えられるでしょう。

メールの方が便利に感じられるかもしれませんが、可能であれば電話で連絡するようにしてください。

欠席のお詫びの手紙へ記載する内容

三回忌でお花をおくる際のマナー

三回忌に欠席することを伝える手紙には書き方のマナーがあります。

三回忌に欠席する場合でも、ご遺族との良好な関係を保つために相手に失礼のないよう最低限のマナーを守って連絡する必要があるでしょう。

ここでは、欠席のお詫びの手紙に記載する内容を解説します。

お詫びと故人をしのぶ内容を記す

手紙には欠席のお詫びと故人をしのぶ内容を記しましょう。

三回忌はご遺族にとって重要な行事になるため、ご遺族を気遣う文言を意識することが大切です。

やむを得ず出席が叶わないことを心からお詫びする文言を入れましょう。

お詫びの文例

欠席のお詫びの文例を一つ挙げるので、手紙を書く際は参考にしてみてください。

前略
この度は、亡き〇〇様の三回忌のご法要にお招きいただき誠にありがとうございます。
さて、お招きいただいたご法要の件につきまして、やむを得ぬ事情により申し訳ございませんが欠席させていただくことをお許しください。
ぜひともお参りさせていただきたかったのですが、誠に申し訳ございません。
当日はお参りできず非常に残念ではありますが、〇〇様のご冥福をお祈り申し上げます。
後日改めてお参りさせていただきたく存じます。
時節柄、皆様におかれましてもお体ご自愛ください。
草々

返信用の手紙を用いる場合

三回忌の知らせがはがきで届いた場合、返信用の手紙が付いているケースがあります。

その際は以下の2点に留意して記載するようにしてください。

・自分への敬語や謙譲表現を直す
・一言書きを添える

まず、はがきに書かれている敬語や謙譲表現を直す必要があります。

「欠席」に丸をする場合は、「御出席」に二重線を引き、「御欠席」の「御」にも同じく二重線を引きます。

そのうえで、「欠席」の横に「致します」を添えるとより丁寧になります。

「御芳名」、「御住所」の「御」にも二重線を引きます。

さらに、通常差出人の名前の下には「〇〇行」、「〇〇宛」と書いてありますが、この場合の「行」、「宛」にも二重線を引き、その横に「様」を書き加えます。

このように、自分に対する敬語や謙譲表現を直してから送るのがマナーなので、気をつけるようにしましょう。

次に、一言書きを添えましょう

「お招きいただいたこと感謝いたします」、「お招きいただき恐縮です」といった言葉を一言添えるのです。

こうすることで、例え欠席する場合であっても相手にも誠実さが伝わり印象が良くなるでしょう。

香典はどうすればいい?

香典

三回忌を欠席する場合の香典はどうすればいいか解説します。

金額の相場は?

法要を欠席した場合の香典の金額相場は、故人との関係性によって異なります

以下にそれぞれの立場別で金額相場をまとめているので、参考にしてください。

自分の立場法要を欠席した場合の相場
1万~5万円
子供1万~5万円
1万
兄弟・姉妹1万~5万円
叔父叔母・伯父伯母5千~1万円
甥・姪5千~1万円
いとこ5千~1万円
子供の配偶者の親1万~3万円
友人・知人5千~1万円
会社関係5千~1万円

一般的には、欠席の場合は出席した時の半分程度(約5千円)が好ましいとされています。

出席した場合に1万円程度の香典を贈ることが多いですが、それには会食費が含まれています。

そのため、欠席の際は出席時よりも少ない金額で良いという考えがあります。

ただし、金額の相場は地域ごとで異なるため事前に確認するようにしましょう。

表書きは「御仏前」

香典の表書きには「御仏前」と書くのが一般的です。

死後49日の間は「御霊前」ですが、それを過ぎると「御仏前」と書くので注意してください。

また、「御仏前」と書くのは浄土真宗の場合なので宗派に関係なく表書きを書きたい場合は「御香料」と書くようにしましょう。

届け方

届け方は、郵便局から購入した現金書留の専用封筒を使って郵送するのが一般的です。

香典と返信用はがき、お詫びの手紙を、現金書留用の封筒に同封して送付します。

すぐに郵便局に行くことができない場合は、先に返信用のはがきを送ってから、あまり期間を空けずに香典やお詫びの手紙を郵送するようにしましょう。

お供え物は何を選べばいい?

花と数珠の画像

ここではお供え物に何を選ぶべきか解説します。

お供えに向いている物は

お供え物には、故人が好きだったものや消耗品、お花を贈るようにしましょう。

故人が好きだったお菓子やフルーツなどの食べ物、お線香などもお供え物として定番です。

お供えに不向きな物は

一方、お供え物には不向きな物もあるので注意してください。

例えば、生もの、臭いの強いもの、トゲのある花などはお供え物として不向きなので避けるようにしましょう。

まとめ

やむを得ない理由で三回忌に出席できない場合もあるでしょう。

そのような時は、手紙で欠席する旨をご遺族に伝えるのがベターです。

手紙には欠席することへのお詫びの気持ちを記して、ご遺族に迷惑がかからないようなるべく早く送付するようにしましょう。

返信用の手紙を用いる場合は、書き方に留意し一言添えるのがマナーです。

香典の相場を確認して、お供え物や手紙と一緒に現金書留で郵送してください。

欠席する場合であっても、ご遺族への配慮や故人への思いを大切に対応することが必要になります。