終活中に遺影写真を撮っておくことは、自分が納得のいく遺影を飾ってもらうのはもちろんのこと、遺族の遺影準備の苦労を無くすためにも必要なことです。
写真館で撮ってもらうか出張のフォトグラファーに依頼するか迷っている方もおられると思いますので、今回の記事ではそれぞれのメリットについてまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
▼終活全般について詳しくはこちらの記事をお読みください
終活では何をする?スムーズに進めるコツをご紹介
目次
終活中は生前遺影がおすすめ
生前遺影とは、自身がまだ元気な内に葬儀で使う遺影を撮っておくことです。
生前に遺影を撮っておくことで、自分の納得の行く写真を葬儀で用いることができます。
人生の締めくくりに使う写真ですから、できる限り納得のいく写真を残しておきたいものです。
生前遺影の撮影は終活において重要な要素の一つと言えるでしょう。
生前遺影を撮影するタイミング
遺影を撮るタイミングに決まりはありませんが、なるべく元気な状態のときに撮影するとよいでしょう。
古希や喜寿など、年齢に応じた記念日に合わせて撮影するのも一つの方法です。
また、「生前遺影は縁起が悪い」と考える人もいますが、それはあくまで迷信です。
自由なタイミングで元気なうちに写真を撮りましょう。
生前遺影はどこで撮影する?
生前遺影は個人単位で撮影することも可能ですが、近年の終活ブームに伴って、生前遺影のメニューを用意する写真館も増えています。
また、最後の写真はプロのフォトグラファーにお願いしたいとの要望も増えており、写真館で遺影を撮影する人は増加傾向にあります。
出張撮影サービスを行なっている企業も
写真館で生前遺影を撮る人が増えている一方で、出張撮影サービスを行う写真館や個人事業主のフォトグラファーなども増えています。
「わざわざ写真館まで行くのは面倒だ」「どうせなら思い出の場所や家の庭で写真を撮りたい」という人は、生前の出張撮影サービスを利用するとよいでしょう。
また、個人事業主のフォトグラファーに遺影の撮影をお願いするのもよいかもしれません。
後の項目で、写真館と出張撮影のそれぞれの特徴について解説していきます。
生前撮影のメリット
生前撮影を行い、事前に遺影を用意しておくメリットはさまざまです。
ここでは、生前撮影のメリットについて解説をしていきます。
故人の納得のいく写真にできる
遺影を故人の納得のいく写真にできるという点は生前遺影のメリットの一つです。
服装や表情、あるいは撮影する場所を自分自身で決められので、素敵な1枚を撮れるでしょう。
遺族が遺影を選ぶ手間を減らせる
遺族は深い悲しみの中、葬儀の用意をしなければいけません。
精神的や肉体的に負担のかかる状況の中で、遺影の写真を選ぶのは大変です。
そういった遺族の負担を減らすという意味でも、事前に写真を用意しておくことをおすすめします。
もし遺影を選定する時間が充分にない場合、即席の写真になることが多くなってしまい、あまりよい写真が使われないことも考えられます。
プロの手による質の高い写真に
遺影の撮影はプロのフォトグラファーに依頼するのがよいでしょう。
充分な撮影技術を持っていることはもちろん、写真に加工を施すことによって、質の高い写真が仕上がります。
着物の着付けやメイクアップのサービスを行なっているスタジオもあるので、どのような写真を撮りたいのかをある程度明確にしておきましょう。
遺影撮影時のポイント
メイクのポイント
メイクは派手すぎるものも、地味すぎるものも避けましょう。
できるだけ、ナチュラルな印象になるようにするのがポイントです。
色は暖色系を使うことで、血色感が出て明るい印象を与えられます。
参列者の方が暗い気持ちにならないよう、普段の姿を思い出してもらえるようなメイクにしましょう。
上手くできるか心配な場合は、プロに依頼するのもおすすめです。
服装のポイント
服装は喪服や正装を選ぶ人が多いです。
しかし、服装のルールがあるわけではありません。
お気に入りの洋服や着物がある場合は、他のものを着てもよいでしょう。
また、男性の場合はスーツを着用する人も多いです。
首回りが開いている服はすっきり見える効果があるので、いくつか候補の服を出して決めるのもおすすめです。
ただし、スパンコールなど光が反射しやすいものがついている服は避けましょう。
撮影時に光が飛んで、うまく撮影できないことがあります。
表情のポイント
表情は故人の印象を左右するものなので、できるだけ生前の印象と近いものを選ぶのがポイントです。
真面目な人であればきりっとした表情、優しい人であれば穏やかに笑っているなどです。
自分で判断するのが難しい場合は、周囲の人にどんな表情が自分らしいかを聞いてみるとよいでしょう。
遺影のサイズや撮影時期について
遺影の画像サイズ
遺影には2種類の大きさが必要です。
【祭壇用の遺影】
四つ切りサイズ(約30.5cm×25.4cm)
A4サイズ(約29.7cm×21.0cm)
【焼香台・仏壇用の写真サイズ】
L判サイズ(約12.7cm×8.9cm)
小キャビネサイズ(約16.5cm×12cm)
2Lサイズ(約17.8cm×12.7cm)
一般的に、祭壇用の大きな遺影には四つ切サイズが使われ、焼香台・仏壇にはL版が使われます。
画像は小さければ加工で引き延ばすこともできますが、あまり小さいものや画素数が低いものは写真が荒くなってしまうため、注意が必要です。
遺影の撮影時期
遺影は基本的に、新しいもの(亡くなる直前のもの)が好ましいとされています。
しかし、病気や入院などで大きく容姿が変わってしまった場合は、元気だった時期の写真を選ぶ人が多いです。
特に問題がなければ、遺影は亡くなる1~5年以内のものが選ばれることが多いため、必要に応じて撮り直すことも検討しましょう。
写真館・フォトスタジオを利用するメリット
ここでは写真館やフォトスタジオで撮影する際の、それぞれの特徴について解説をしていきます。
品質が保証されている
写真館やフォトスタジオで撮影を行う大きなメリットは、写真のクオリティがある程度保証されているという点です。
撮影スタジオには照明やセットなど、撮影に必要な機材が一通り揃っています。
また屋内での撮影となるため、天候などにも左右されないので、スケジュール変更リスクがありません。
さらにはどの写真もほとんど同じ条件下で撮影するため、サンプルの画像と大きく質が変わらないのも特徴です。
おしゃれなスタジオのセット
写真館やフォトスタジオでは、撮影をより華やかなものにするためにセットが用意されていることがほとんどです。
非日常な空間の中で撮影することは、葬儀の際に使える写真を撮るだけではなく、生前のよい思い出にもなるでしょう。
レンタル衣装やメイクアップのサービスがある写真館も
衣装などの事前準備も写真館を利用する際には不要です。
多くの写真館では衣装レンタルサービスを実施しているため、手ぶらで問題ありません。
前もってやるべき準備が少ない点も大きなメリットと言えるでしょう。
出張撮影サービスのメリット
ここまでは写真館やフォトスタジオの特徴を紹介してきましたが、ここからは出張撮影サービスの特徴を紹介していきます。
出張撮影サービスにも利用するメリットは数多くあり、写真館とは違った特徴があります。
好きな場所で撮影できる
出張撮影サービスを利用するメリットは、好きな場所で撮影できるという点が挙げられます。
自宅や介護施設、医療施設までフォトグラファーが来てくれるので、身体を動かしづらい高齢者でも安心して利用できるサービスです。
また、自分にゆかりの地での撮影など、遺影に個性を出せる点も大きな特徴です。
撮影のスケジュールが柔軟
出張撮影サービスを利用するメリットとしては、撮影スケジュールが柔軟であるという点も挙げられます。
スタジオでの撮影だと、予約で埋まっている曜日や時間帯などは使用できないことがありますが、出張撮影サービスを使って好きな場所で撮影をすれば、予約に縛られずに撮影を進められるでしょう。
写真館に比べるとリーズナブルな傾向
出張撮影サービスは、写真館やフォトスタジオに比べて費用が安価な傾向にあります。
なぜなら写真館などでの撮影は、スタッフの人件費や施設の維持費なども料金の一部として含まれるためです。
その点出張撮影サービスは、フォトグラファー1人分の人件費だけで済みます
しかしこれはあくまでも傾向ですので、費用については、それぞれお願いしたいフォトグラファーなどに個別に問い合わせることが必要です。
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まとめ
この記事では、生前遺影の概要やメリット、撮影をお願いする業者の違いなどについて解説をしてきました。
自分の最後を納得のいく形で迎えるためにも、「遺影」を前もって撮っておくことは重要です。
ぜひ自分の理想に合わせた形で遺影を残すことを検討してみてください。




















