エンディングノートの書き方を知ろう!注意点や入手方法もまとめて解説

終活 ノートエンディングノート アイキャッチ

終活を始めた際に、エンディングノートという言葉を耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

エンディングノートは、家族に伝えたいメッセージや自分の死後に必要な情報を伝えるための必須アイテムです。

また記載事項によっては、パソコンやスマートフォンを用いたデジタルエンディングノートもおすすめです。

今回は、終活のエンディングノートの書き方などについて紹介します。

▼終活全般について詳しくはこちらの記事をお読みください
終活では何をする?スムーズに進めるコツをご紹介

エンディングノートとは

エンディングノートとは、家族や友人に向けて伝えておきたいことや自分の人生の終わり方などをまとめたノートのことです。

遺言書などとは違い、法的効力はありませんが、家族や友人に自分の意志や必要な情報を伝える役割を果たします。

エンディングノートの必要性

エンディングノートを残すことで、自分の死後に遺族の負担を減らすことができます

遺族は自分の死後に、葬儀や遺品整理などのさまざまな事務手続きに追われるでしょう。

その際に、自分に関する情報がまとめてあると、各種手続きがスムーズに行えます。

また、エンディングノートに書かれているメッセージを読むことで、精神的負担を和らげることができるかもしれません。

エンディングノートの書き方

エンディングノートは、書式に正式な決まりがありません

手帳やパソコン、スマートフォンなど書き残す手段も自由です。

自分についての情報を残しておくものとして、あまり気負わずに書いてみましょう。

ここまでエンディングノートの概要について解説してきましたが、ここからはエンディングノートに記載すべき内容を6項目に分けて説明していきます。

1.自分の情報

エンディングノートに書く内容は、主に自分の情報です。

自分自身について詳しい情報を残して置くことで、さまざまな段取りがスムーズに進みます。

名前や生年月日などの基本情報

まずは本人の基本情報となる名前や生年月日などを記載しましょう。

その他にも血液型や現住所、本籍地などの本人に関する情報を押さえておくことで、行政手続きや医療の診断をスムーズに行うことができます。

学歴や職歴

学歴や職歴なども記載しておくとよいでしょう。

これらを記載することで、自らの人生を振り返るきっかけにもなり、やり残したことなどを見つけられるかもしれません。

所属した部活動の内容や勉強した内容、仕事内容などを詳細に書き出すとよいでしょう。

2.医療について

エンディングノートには、医療に関する情報も残しておくことが大切です。

なぜなら、認知症や危篤状態になったときに、延命治療や介護が必要かどうかの本人の意思が聞き出せなくなってしまうからです。

命にも関わることになるので、しっかりと書いておきましょう。

かかりつけの医師

医療に関連することでまず書いておくのは、かかりつけの病院や医師に関する内容です。

自身に何かしらのトラブルがあった際、家族や知人が連絡すべき医師の名前や病院名、連絡先を書いておくことでスムーズな対応をすることが可能となります。

介護が必要になったときの希望

介護に関する希望なども書いておきましょう

どこで面倒見て欲しいか、誰に面倒を見て欲しいかなどの希望を記しておくことで、家族が本人の意思を尊重することができます。

病名の告知・延命治療について

ガンなどの重大な病名や余命の告知は必要かも書いておくとよいでしょう。

病名や余命の告知、延命治療の有無については、なかなか家族の中で判断しにくいものです。

その際、エンディングノートに本人の意思が示されていることによって、家族は意思を尊重した判断を下すことができます

3.相続について

エンディングノートには、相続に関する情報も書いておきましょう。

自身が保有している財産や種類を明確にしておくことで、遺産相続の手続きはスムーズに進みます

誰にも知られていない資産の情報によって、起こるかもしれないトラブルを未然に防げるかもしれません。

財産情報や有価証券の有無

相続関連で重要なのは預貯金や有価証券に関する情報です。

預貯金については、預金額や預けている銀行の口座といった情報が必要となります。

また、通帳や有価証券の置き場所も書き残しておきましょう。

不動産

不動産の相続方法は大きく分けて2種類あります

<換価分割>
不動産を売却した上で現金を分割する

<代償分割>
相続人の1人が不動産を相続し、他の相続人に代償金を支払う

相続問題に発展しないように、不動産の処理の仕方は明確にしておきましょう。

年金・その他の財産

預貯金や不動産の他にも、年金や仮想通貨など財産の形は数多くあります。

自身が保有している財産を正確に把握し、細かい部分までしっかりと書き残しておきましょう

保険や遺言等

遺族が生命保険などの保険金を受け取る場合は自己申告が必要です。

自動で支払われるというわけではありません。

そのため、遺族が故人の加入する保険を把握してなければ、保険金が受け取れない場合もあります。

保険料の受け取り漏れを減らすためにも、入っている保険会社の情報は書いておく必要があります

また、エンディングノートそのものに法的効力はないので、相続に関する事柄は、遺言書に記載した方がよいでしょう。

法的に有効な遺言書を残しておくことで、相続に関するトラブルを防ぐことができます。

エンディングノートには、その遺言書の置き場所や執行人の情報を載せておくとよいでしょう。

4.亡くなった後のこと

エンディングノートには、自分の死後に必要な情報として、葬儀方法やお墓についても詳しく記載しておきましょう。

葬儀に関する希望

まず書いておくべき事柄は、葬儀についてです。

葬儀についての意向をはっきりと示しておくことで、遺族が落ち着いて対応することができます

具体的には下記内容を参照してください。

  •  死後の安置所
  •  お葬式の場所
  •  宗教について(自分の属している宗教や宗派/戒名・法名等の有無)
  •  喪主の指定

お墓に関する希望

自分が入るお墓についての情報も明記しておきましょう。

遺族には自分の死後、先祖代々のお墓や付き合いのある寺社などの情報が必要になります。

また、お墓について希望がある場合も家族に伝えておくとよいでしょう。

書く内容は下記を参照してください。

  • お墓の種類
  • お墓の場所
  • 埋葬の形式など

友人の連絡先

自分の葬儀に呼びたい知人や友人の情報も書いておきましょう。

書いておくことで遺族の知らない人間関係の情報をすぐに把握することができます

5.遺族へのメッセージ

エンディングノートには、遺族へのメッセージを残すこともできます。

日頃感じている感謝のメッセージや、これまでの思い出なども書いておくとよいでしょう。

なかなか普段の生活では気恥ずかしくて言いにくい内容であったとしても、文字にして書き残すと伝えやすくなるものです。

残された家族にとても素晴らしい思い出となります。

6.自分史

エンディングノートに自分史を書くのもよいかもしれません。

自らの人生を振り返り、残された人生を充実したものにしましょう。

自分の人生の振り返り

エンディングノートの執筆は、人生の振り返っていくうえでもよいきっかけとなります

自分の歩んできた人生をまとめることで、人生に大きな意義を見出すことができます

好きな物や残りの人生でやりたいこと

人生を振り返る過去だけではなく、現在のことを書くこともできます

自分の趣味や嗜好などをまとめてみるのもよいでしょう。

自分の死後に、遺族が知らなかった故人の新たな一面に気付くきっかけになるかもしれません。

未来の自分へのメッセージ

最後に、過去や現在のことだけでなく、未来のことも書きましょう。

これからの目標や残りの人生でやりたいことなどをまとめておくことで、残りの人生を生きる活力が生まれてきます

残りの人生を豊かにするためにも、未来のことも意識してエンディングノートを書くことが大切です。

エンディングノートの入手方法

無料配布のテンプレートを活用する

地域によっては、自治体の公式ホームページでテンプレートを配布しているところがあります。

ダウンロードしてプリントすれば、印刷代だけで簡単にエンディングノートが作れます。

また、居住地域以外のエンディングノートを使うこともできるので、対象地域でテンプレートの配布がない場合でも、好みのデザインを選んで使えることがメリットです。

市販のものを購入する

エンディングノートは市販されており、よりデザインや使い勝手にこだわりたい人におすすめです。

なかには、写真などを同封して保存できるものもあるので、エンディングノートと一緒に残しておきたいものがあれば、検討してみてはいかがでしょうか。

最近ではデジタル形式のものもあるので、使いやすいタイプを見つけてください。

自作する

エンディングノートには決まった形がないので、自分で作ることもできます。

挿絵や図表、写真などを活用して、自分だけの特別なエンディングノートを作れることがメリットです。

不要なノートなどを活用して作れるため、費用もあまりかかりません

ただし、記載する際のガイド・グリッド線や項目なども自作する必要があるので、時間や手間がかかることに注意しましょう。

書き換えが容易なデジタルエンディングノートもおすすめ

「エンディングノート」と聞くと、紙のノートや手帳などを思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、最近ではデジタルエンディングノートという存在も普及しつつあります。

ここでは、デジタルエンディングノートの概要やメリットを解説していきます。

デジタルエンディングノートとは

デジタルエンディングノートとは、パソコンやスマートフォン上に情報を書き込み、管理するエンディングノートのことです。

昨今は高齢者でも、パソコンやスマートフォンを扱える人が増えているので、それに伴ってエンディングノートのデジタル化も進んでいます。

デジタルエンディングノートの特徴

デジタルエンディングノートには、下記のような特徴があります。

  •  SNSやブログの内容を記載できる
  •  写真や画像の添付が可能
  •  財産目録が作成、保存できる
  •  デジタル遺産の管理ができる

以上の特徴も踏まえて、デジタルエンディングノートの導入を検討するとよいでしょう。

デジタルエンディングノートのメリット

デジタルエンディングノートには、管理や修正がしやすく、失くしづらいといったメリットがあります。

複製も簡単なので、デジタル機器に抵抗がない人は積極的に検討してみてもよいかもしれません。

最近では、エンディングノートを作成できる無料のアプリなどもリリースされています。

エンディングノートの注意点

個人情報の扱い

エンディングノートには、スマートフォンのパスワードや資産状況など、プライバシーに関わる情報を多く記載します。

よって、管理が杜撰だと悪用されるリスクが高まります

個人情報を守るためにも、普段は厳重に管理しましょう。

できれば、金庫などセキュリティ対策が十分にされている場所で保管することをおすすめします。

できるだけ具体的に書く

資産や葬儀などの要望はあいまいに書くと、遺族側がどうすればよいのか判断ができずに混乱を招く可能性があります。

よって、できるだけ具体的な内容を書くことが大切です。

たとえば、葬儀に呼ぶ人数、相手との関係などを指定しておくことで、希望する通りの内容で葬儀をしてもらいやすくなります

客観的に見て、誰でもわかりやすいような内容を心がけましょう。

遺言書は別に用意する

エンディングノートには遺産の分配などを記載することができるものもあり、そのまま遺言書代わりにしようと考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、エンディングノートに遺産のことを書いていたとしても、遺言書は別に用意しましょう。

エンディングノートには法的拘束力がないことが理由です。

よって、エンディングノートに遺産のことを書いていたとしても、遺族側が納得できない場合、希望通りにならない可能性があります。

遺産については必ず法的拘束力がある遺言書を別に用意しておきましょう

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まとめ

この記事では、エンディングノートの概要や書くべき内容を解説してきました。

自らの人生を充実させ、自分の死後に遺族の負担を減らすために、この記事を参考にエンディングノートを作成してみてください。

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