終活ではお墓の準備を!お墓選びのポイントについて解説

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終活では、身の回りの整理以外にもお墓について考えなくてはなりません。

お墓を生前に準備しておくことで、さまざまなメリットが得られる一方で、注意しなければならないこともあります。

今回は、終活でお墓を準備する際のメリットや注意点について、お墓の種類など基本的な知識を交えながら解説します。

終活をお考えの方や、終活をしている方はぜひ参考にしてください。

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お墓を終活中に準備するメリット

お墓を生前購入すると、自分だけでなく遺族にもメリットがあります。

好きなお墓を建てられる

最近はお墓の形も楽器、本、キャラクターなどさまざまなものがあります。

もし、希望する墓石がある場合は、生前に購入することで自分好みのお墓に仕上げられます。

また、墓石の形だけでなく、彫刻やメッセージ、花など種類が豊富です。

お墓を建てる場所も、遺族が管理しやすい場所、自分の思い入れがある場所の近くなどから選べます。

遺族の負担を軽減できる

お墓の建立は場合によって、遺族間のトラブル負担になります。

遺族によってお墓や祖先への考えは個人によって異なることがあり、遺族の人数が多いとその分トラブルが起こるリスクも高くなるでしょう。

しかし、生前にお墓を準備しておくことで、遺族への金銭や時間への負担をなくすことができます。

また、お墓を準備しておくと故人の意思として尊重されるので、遺族間でトラブルになるリスクを下げる点もメリットです。

節税対策になる

お墓や仏壇などの先祖を祀るための財産は、「祭祀財産(さいしざいさん)」に該当します。

祭祀財産は一般的な財産とは異なり、遺族のうち誰か1人が継承するもので、相続税の課税対象外です。

よって、生前にお墓を準備しておくことで、本来お墓にかかる財産分の相続税を免除することができます。

終活でお墓を準備する注意点

生前にお墓を建てるメリットは大きいものです。

ただし、注意しなければならないこともあります。

維持費(墓地管理費)について

墓地には、水道・歩道などの共有部分を管理する管理人が存在します。

共有部分の管理にかかる費用は維持費(墓地管理費)として、年間5,000~1万5,000円ほどを納めねばなりません。

維持費は遺骨が納められているか否かは関係なく、お墓を建てた時点で発生します。

よって、早くにお墓を準備すると、その分維持費がかかることを覚えておきましょう。

ただし、中には永代管理費として一括で管理費を支払う墓地もあります。

家族ともしっかり相談する

自分好みのお墓を建てられることは生前にお墓を準備するメリットではあるものの、すべて1人で決定してしまうと、家族間のトラブルになることがあります。

これからお墓の管理をする家族の意見は大切なものなので、必ず家族や親族と相談して決めましょう。

また、宗教・宗派によっては、墓地の場所や墓石に関する決まりがあることがあります。

後のトラブルを未然に防ぐためにも、相談しておくことをおすすめします。

霊園や墓地の種類

お墓を建てる場所は大きく分けて3種類あります。

それぞれ特徴があり、メリット・デメリットも異なってくるので注意しましょう。

寺院墓地

寺院墓地とは、寺院の境内や敷地内にある墓地です。

寺院が管理しており、供養が手厚く信頼できるなどのメリットがあります。

一方で、寺院墓地を利用するには管理する寺院の檀家にならなくてはなりません。

檀家になると、継続して寺院との付き合いをすることになり、寺院によっては檀家の清掃や行事での集まり、入壇料や年間護持会費等の支払いが必要になります。

また、宗派や宗教によっては、お墓の自由度が制限されることもあります。

費用だけで比較すると、霊園に比べて高めになる傾向です。

民営墓地

民間墓地とは、民間団体が管理する墓地で、「民間霊園」と呼ばれることもあります。

宗教や宗派による制限がなく、自由度が高いので、ペットと一緒に入れるお墓や、樹木葬に対応しているところなど、さまざまなところがあります。

また、管理する団体によって、サービス内容が異なるのも特徴です。

民間墓地は生前予約がしやすく、故人に身寄りがない場合でも対応してもらえることもメリットです。

公営墓地

公営墓地とは、名前の通り地方自治体によって管理されている墓地のことで、「公営霊園」と呼ばれることもあります。

民営墓地同様に、宗教宗派による制限がありません。

また、民営墓地よりも安価で利用できる点がメリットです。

利用する条件として、本人、またはお墓の管理をする人が所轄の自治体に居住していることがあります。

お墓の大きさやデザイン等に制限を設けていることもあるため、自由度は低めです。

また、応募者が上限数よりも多い場合、抽選になり、必ず利用できる保証がない点も注意が必要です。

生前の申込に対応していないところもあるので、事前に確認しておきましょう。

お墓の種類

墓地だけでなく、お墓にもさまざまなタイプがあります。

かかる費用についてもあわせて見ていきましょう。

一般墓

4種類の中でもっとも多いタイプが一般墓で、全国的に見られます。

代々子孫へと受け継がれ、血縁者によって供養や手入れをされます。

屋外に建てるため、定期的な清掃が必要ですが、デザインや材質の幅が広い点がメリットです。

また、一般墓は4種類の中でもっとも費用がかかるタイプでもあります。

墓石以外に、墓地管理費用などの維持費がかかるため、毎年かかる費用を把握しておきましょう。

納骨堂

納骨堂は、石のお墓ではなく、遺骨が入った骨壺を安置するもので、形状は「ロッカー型」「仏壇型」「自動搬送型」などさまざまなものがあります。

屋内にあるので、管理の負担が少ないだけでなく、永代供養のところが多いので継承者がいなくても安心です。

ただし、安置期間が設けられており、期間が過ぎると合祀されるのが一般的です。

永代供養料や永代使用料、管理費が発生するものの墓石がない分、リーズナブルに利用できます。

集合墓

集合墓は、複数の遺骨を一か所に納めるお墓です。

大きめのモニュメントのような形状の墓石をしていることが多く、墓石の下部にある納骨スペースに遺骨を納めます。

管理者が一括で管理をするため、定期的な清掃なども必要ありません。

墓石や土地代が不要なので、費用は納骨堂と同じくらいです。

合祀墓(合葬墓)

合祀墓も複数の遺骨を一か所に納めるお墓ですが、集合墓との違いとして、他の人の遺骨と混ざることが挙げられます。

集合墓では骨壺の状態で納めるのに対して、合祀墓は骨壺から取り出した遺骨をまとめて納めます。

よって、後から特定の人物だけの遺骨を取り出すことはできません。

ただし、費用はかなり抑えられるメリットがあります。

継承者がいない場合や、遺族側に管理等の依頼をするのが難しい場合に利用されることが多いです。

先祖代々のお墓はどうすればいい?

自分のお墓を建てる場合は、先祖代々受け継がれてきたお墓をどうするか考えなければなりません。

ここでは2つの方法をご紹介します。

改葬

改葬とは、すでにお墓や納骨堂に納められている遺骨を、別の場所のお墓や納骨堂へ移すことで、簡単に言うとお墓の引っ越しです。

移動先は、新しい一般墓集合墓納骨堂などさまざまです。

自分で新しくお墓を建てる場合や、遠方に住んでおり管理が難しい場合などに行われます。

改葬は費用と時間の負担が大きいですが、放置すると無縁仏になる可能性があるため、放置するのは避けましょう。

手順は下記の通りです。

改葬の手順

  1. 移転先を決定する
  2. 移転先に「受け入れ証明書」を発行してもらう
  3. 現在の墓地の管理者から「埋蔵証明書」を発行してもらう
  4. 市区町村役場から「改葬許可申請書」を発行してもらう
  5. 3つの書類を揃えたら「改葬許可申請」を行う
  6. 「改葬許可証」を発行してもらう
  7. 閉眼供養を行い遺骨を取り出す
  8. 開眼供養とともに遺骨を納める

墓じまい

墓じまいとは、お墓を解体・撤去して更地にし、墓地の使用権を管理者へ返還することです。

改葬とは異なり、遺骨は別の場所に埋葬をせず海や山で散骨する、手元供養をすることになります。

墓の扱いについて、不安なことがあればエンディングノートなどで管理方法をわかりやすくまとめておきましょう。

墓じまいの場合、改葬とは異なり、手続き不要です。

ただし、場合によって改葬許可証を提示するよう求められることがあるので、地方自治体で伝えておくとよいでしょう。

お墓選びのポイント

お墓選びにはどのような点に気を付けて選べばよいのでしょうか。

予算を考える

お墓には墓石や土地代だけでなく、管理費永代使用料などさまざまな費用がかかります。

お墓の種類によって費用が異なるので、事前に予算を考え、どの種類なら維持できるのかを考えましょう。

また、墓石のデザインや材質によっても費用は大きく変わるため、購入前には見積もりを依頼することをおすすめします。

家族と相談する

お墓を建てる前には必ず家族と相談しましょう。

お墓を管理するのは遺族なので、アクセスしやすい場所や、管理しやすい材質の墓石にするなどの配慮が必要です。

遠方にお墓を建てると、無縁仏になるリスクもあります。

家族との意見をすり合わせ、希望に沿えるようなお墓を建てましょう。

家族形態から選ぶ

お墓は家族と一緒に入ることになるため、自分以外の誰の遺骨が入るのかも考えることが大切です。

一般墓はお墓の下に遺骨を埋葬しますが、スペースには限りがあります。

夫婦だけであれば広いスペースは必要ありませんが、子孫が受け継ぐ場合は広めに確保しなければなりません。

また、継承者がいない場合は、永代供養をしてくれる墓地や集合墓も検討しましょう。

管理体制が整っているか

墓地の管理が不十分だと、お墓が荒れやすいだけでなく、遺族が手入れの際に不便を感じることがあります。

共有部分が掃除されているか、十分な設備が整っているか等は事前に確認しておきましょう。

特に、水はけや日当たりは後の管理に大きな影響を与えます。

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まとめ

終活でお墓を準備しておくことで、遺族への負担を減らすだけでなく、自分が希望するお墓に入れるメリットがあります。

しかし、家族との相談が不十分だと、後のトラブルにつながりかねません。

お墓の種類や場所など、お墓を準備する際には考えなければならないことがたくさんあるので、不安な場合は専門家に相談することも検討してみてはいかがでしょうか。

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終活では何をする?スムーズに進めるコツをご紹介

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