終活でクレジットカードを整理!カードを整理するメリットと方法を解説

終活 クレジットカードアイキャッチ

クレジットカードが整理されていないと、残された家族に面倒なカード解約の手間をかけてしまいます。

さらに利用カードが不明な場合は、どのカードを利用していたか把握するところから手間がかかってしまい、解約するのはとても大変です。

迷惑をかけないためはもちろん、生前にお金の管理をシンプルにするためにも、終活でクレジットカードの整理をしておくことをおすすめします。

自分の死後クレジットカードはどうなる?

黒のカード接写

まず、死亡後にクレジットカードの請求や負債はどのようになるのか、詳しく見ていきましょう。

カードの請求は続く

クレジットカードは、カード会社に連絡して解約手続きをしない限り、亡くなったあとも生前と同様の請求が続きます。

カードは個人の財産であり、相続の対象ではないため、名義変更をして誰かに引き継ぐことはできません。

そのため、カードの名義人の死後、家族はカードの解約手続きをする必要があります。

解約手続きに加えて、カードで支払っていたサービスなどを一つひとつ確認し、解約や支払い方法の変更などの対応もしなければなりません。

また、引き落としに利用していた銀行口座が故人の名義であれば、金融機関が名義人の死亡を把握した時点で凍結され、利用できなくなります。

しかし、引き落とし口座が凍結されても、カードが自動的に利用停止になることはありません。

結果的には引き落とし口座が使えないのにカードの請求が続き、未払い状態となるケースも多くなっています。

カードの負債は相続人に請求が

名義人の死後、クレジットカードの支払いが残っていた場合、残債は相続人が支払わなければなりません。

カードの負債は、カード解約時に一括で返済することが一般的です。

残債が多額で返済が難しい場合は、名義人の死後3か月以内であれば相続放棄もできます。

ただし、相続放棄は預金などの相続も放棄しなければならない可能性があるため、負債などマイナスの財産と預金などプラスの財産の総額をもとに決めることが大切です。

終活でクレジットカードを整理するメリット

2枚のカードを持つ手

終活で生前にクレジットカードの整理をしておくことには、さまざまなメリットがあります。

どのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

家族に解約手続きの面倒をかけずに済む

クレジットカードの解約は、原則として名義人本人しかできません。

そのため、名義人の死亡でやむを得ず家族などが解約手続きを行う場合は、解約申請書に加えて死亡診断書や名義人との関係を示す書類などが必要となる可能性があります。

また、カードの解約手続きは、カード会社ごとに行わなければなりません。

複数枚のカード所持している場合、家族がすべき手続きが増えて余計に負担がかかります。

さらに、カードで決済している各種公共料金やサービス料金、年会費などがあれば、それらの変更や解約手続きも必要です。

終活で生前にカードを整理しておくことで、こうした家族への負担を大幅に軽減できます。

死亡後、家族はクレジットカードの解約以外にもさまざまな手続きが必要となるため、できる限り面倒をかけないようにカードを整理しておきましょう。

生前もお金の管理がしやすくなる

クレジットカードを整理することは、死後だけでなく生前のお金の管理にも役立ちます。

複数枚のカードを利用していると、どのカードでいくら使ったのか、利用した総額を把握するのに手間がかかり、想定よりも多額の出費となってしまうこともあるでしょう。

カードを必要最低限にまとめておけば、カードでの支払いがまとめて把握できるため、日々のお金の管理に便利です。

カードによっては年会費がかかるものもあるため、本当に必要なカードだけを残し、無駄な出費が増えないようにしましょう。

不正利用のリスクを抑えられる

クレジットカードを所有していると、身に覚えのない請求が届くなど不正利用のリスクがあります。

所有しているカードが多くてしっかり管理できていなければ、不正利用をされても気づきにくくなるでしょう。

不正利用に気づくのが遅くなった場合、補償の対象とならないケースもあるため要注意です。

カードを整理しておくことで、不正利用が起きた際にも対処しやすくなるというメリットがあります。

また、不正利用が起こる可能性そのものを減らすためにも、不要なカードは解約しておくことが大切です。

終活でクレジットカードを整理する方法

カードをハサミで切断

前述したように、終活でクレジットカードを整理しておくことには多くのメリットがあるため、できることから実践しておくことをおすすめします。

では、実際に終活ではカードをどのように整理をしておくとよいのか、具体的に見ていきましょう。

すべてのカードを把握する

まずは、自分が現在所有しているクレジットカードが何枚あり、それぞれ何の支払いに利用しているのか、年会費はかかっているかなどを把握することから始めましょう。

また、引き落とし口座に指定している銀行口座についても確認が必要です。

デビットカードを所有している場合も、引き落とし口座を登録しているため、一緒に整理しておくことをおすすめします。

一覧表を作成する

所有しているクレジットカードをすべて把握できたら、それぞれのカードの利用状況などを一覧表にまとめておきましょう。

一覧表を作成することで、カードが複数枚あっても管理しやすくなり、いざというときもすぐに家族へカードの情報を伝達できます。

エンディングノートを活用し、カードごとに以下のような情報を記入しておきましょう。

  • 引き落とし口座情報
  • カード会社
  • 支払い内容(公共料金、インターネットサービス料金など)
  • 年会費の有無
  • 使用頻度
  • ローンの有無や残高

こうした情報を一度まとめておけば、変更があった際にも追記するだけで管理しやすくなります。

また、記入したエンディングノートの保管場所を家族にも共有しておくことが大切です。

不要なカードを解約する

所有しているクレジットカードのうち、年会費が高額なものや使用頻度が低いもの、利用していないものなどがあれば、解約を検討しましょう。

カードの枚数を最低限に減らすことで、死後の手続きの負担や不正利用のリスクを大幅に軽減できます。

解約方法はカード会社ごとに確認する必要がありますが、解約の主な流れは以下の通りです。

  1. カード裏面に記載された窓口に電話し、解約を申請
  2. そのまま手続きが完了したらカードを切断して破棄
  3. 解約申請書が必要な場合は記入し、申請書と切断したカードを送付

このように、カードの名義人本人の申請であれば、あまり手間がかからずに解約できます。

ただし、カードを解約する際はいくつか注意点もあるため、解約前に以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 各種公共料金やサービス料金など支払いの契約をしている場合は、支払い方法の変更や解約の手続きが別途必要
  • 貯まっているポイントは解約時に失効するため、無駄なく利用しておく
  • 家族カードやETCカードも利用している場合、それらも同時に解約される

こうしたポイントに加えて、本当に不要なカードだけを解約することが大切です。

しかし、カードを新規発行するには年齢の上限が定められていたり退職して定期収入がなければ審査に通らなかったりなど、高齢になってからの新規発行は難しくなる傾向にあります。

キャッシュレス決済のみ対応のサービスなどもあるため、必要なカードまで解約しないように注意してください。

引き落とし口座を集約する

クレジットカードの枚数を減らすことだけでなく、引き落とし口座も最低限に集約しておくことをおすすめします。

引き落とし口座を集約するメリットは、支出の状況が把握しやすくなり、資産の管理がよりスムーズになることです。

また、引き落とし口座を集約したことによって不要となる口座があれば、口座の整理にもつながります。

まずは簡単な終活から始めよう

カードをハサミで切断

死後に残される家族のためだけでなく、自分の今後について考えるうえでも終活は非常に重要です。

クレジットカードの整理以外にも、これから簡単に始められる終活はたくさんあります。

終活はまだ若いからと後回しにせず、体力や気力、思考力があるうちに始めるのがおすすめです。

お金に関する終活のほか、持ちものの「断捨離」で身の回りを整理することや、葬儀やお墓などの希望をエンディングノートにまとめることなど、できることから始めてみてください。

終活のご相談は林商会にお任せください

終活のお悩みなら林商会にお任せください。

自分の死後に家族へ迷惑をかけないよう、なるべくできることはしておきたいと考える人も多いでしょう。

しかし、実際は何から手を付けてよいかわからないですよね。

クレジットカードの整理だけでなく、銀行口座の整理やその他の手続きなど必要な終活をご提案いたします。

まずはお気軽にご相談ください!

まとめ

PCとノートとカード

終活でクレジットカードを整理しておくことは、死後に家族にかかる負担を軽減するだけでなく、資産管理の効率化やカードの不正利用のリスク軽減にもつながります。

万が一の場合に備えてご紹介した方法を参考に、カードの整理を行いましょう。

カードの整理をはじめ、終活に関するお悩みは林商会にぜひご相談ください。