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  • 孤独死しないための予防対策は地域の安否確認や一人暮らしの高齢者向けサービスの利用!

    一人暮らしの高齢者に多く見られる「孤独死」。

    孤独死してしまった場合、高額な修繕費や清掃費を請求されるケースもあります。

    そうならないために、予防対策として地域の見守りサービスや民間の見守りサービスを利用することが大切です。

    そこで今回は、孤独死の原因から予防対策まで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    孤独死とは

    「孤独死」とは、一般的に誰にも看取られずに一人きりで死ぬこと、孤独のまま死ぬことをいいます。

    孤独死した方は普段からコミュニケーションをとる相手が居らず、第三者に発見されるまでしばらく期間が経過しているケースがほとんどだとか…。

    そのため、心筋梗塞や循環器障害など、脳疾患による発作で亡くなる方が多く、異変に気付かれないまま一人でそのまま死亡するケースが多いと言われています。

    また、孤独死の法的な定義はないため、警察では「変死」扱いとして、行政においては「孤立死」と表現されます。

    国が対策に力を入れているほど急増している孤独死ですが、孤独死しやすい人の特徴にはどういった傾向があるのでしょうか。

    孤独死について全般を知りたい方はこちらの記事をお読みください。

    【孤独死】なぜ急増?原因と対策、実際の事例や発見時の対処方法まとめ

    孤独死する人の特徴や原因!一人暮らしで高齢の男性に多い

    孤独死する人には、5つの特徴があると言われています。

    それでは、詳しく見ていきましょう。

    一人暮らしの高齢者

    孤独死は、一人暮らしの高齢者に多い傾向があると言われています。

    日本の核家族化は増えていく一方で、現在では総人口の約3割ほどしか同居をしていません。

    よって、子供たちが大きくなり独立した後は夫婦二人で生活しているという家庭が増えました。

    しかし、夫婦のどちらかが死亡した場合、残された方は一人暮らしとなりますよね。

    仕事関係や家庭内の問題により、家族と離れて暮らしている方もいるでしょう。

    家族や親戚が遠方に住んでいる場合、定期的に様子を見ることができず、孤独死してしまう高齢者が増えています

    身寄りがあるにもかかわらず高齢者の孤独死が多い傾向にあるのは、このように核家族化が進んでいる背景もあるのではないでしょうか。

    孤独死が一人暮らしの高齢者に多いのは事実ですが、実は独身の40代などであっても孤独死する人が増えてきています。

    企業の倒産やリストラをきっかけに社会との接点であった企業での人間関係が絶たれ、自暴自棄になった結果、孤独死してしまうケースも…。

    孤独死はもはや他人事ではないのです。

    特に家事の苦手な男性

    現役時代、企業のために粉骨砕身で働いていたという男性は、料理や家事が苦手だと感じる人が多いのではないでしょうか。

    なぜなら、ずっと企業のために働いていており、家事全般をこなしてきた経験がありません。これまで妻や母親などの女性に任せていた生活を送っていたからです。

    そのため、妻との離婚や死別で突然一人になってしまった途端、外食やコンビニ食が増え栄養状態が偏ったり、掃除が出来ず部屋の衛生環境が悪くなってしまったりと、生活の質が急激に落ちてしまいます

    すると結果、健康面のリスクが高まってしまうということです。

    近所(人との)付き合いが少ない

    人との関りが無くなると、何かあった場合にも気にかけてもらうことができず、そのまま孤独死してしまう可能性が考えられます。

    定年退職した場合や仕事をしていない場合、どうしても社会との繋がりが弱くなってしまいますよね。

    近隣の住民や友人との関わりがあれば別ですが、すらない場合はどんどん孤独死のリスクを高めていってしまうのです…。

    また、一般的には女性よりも男性の方がコミュニケーションを苦手とすることが多く、自宅にこもりがちになり孤立しやすい傾向にあると言われてます。

    元気なうちは孤立していてもさほど問題はないでしょう。

    しかし、年齢を重ねるごとに一人ではできないことがどんどん増えていったとき、何かあった時に気にかけてくれる人がいないのはかなり大きな要因なのではないでしょうか。

    困ったとき頼る人がいない

    一人暮らしをしていて何かあった時に頼れる家族がいない場合、一気に孤独死のリスクが高まります

    高齢者の場合、体調不良や思わぬケガをしてしまった際に頼れる人がおらず、自宅で悪化して無くなっていくことも…。

    もしもの時にSOSを出せる人がいるかいないかで、孤独死へのリスクが大きく変わってきてしまうのです。

    金銭的余裕がない

    金銭的余裕がないばかりに、病気になった際にも病院に行くお金や薬代を出せず、そのまま自宅で亡くなってしまうというケースも…。

    また、高齢者に限らず、貧困生活をしている若年層が孤独死するケースもあるということをご存じでしょうか。

    若年層で孤独死する人の大半は、生活保護を受けたくとも補助を受けることが出来ず、餓死状態で孤独死してしまうという悲しい結末を迎えます。

    また、社会人となっても親と同居し、自立せず収入や生活が親に依存している未婚者「パラサイト・シングル」と呼ばれる人がいるのはご存じでしょうか。

    パラサイト・シングルは金銭面や生活面も完全に親に頼りきっており、両親が亡くなった途端に頼る人がいなくなります。

    そのため金銭面が圧迫され、まともに家事もできないので健康面も一気に質が下がってしまうことに…。

    亡くなった両親の代わりに面倒を見てくれる親戚がいるならまだしも、すでに社会から孤立したパラサイトシングルは、もしもの時一気に金銭面が圧迫されてしまう可能性も。

    孤独死したときに起こる問題とは?

    孤独死した場合に起こる問題は、大きく分けると2つあります。

    賃貸の修繕費を請求される

    孤独死の場合、発見までが遅れれば遅れるほど遺体の腐敗が進み、悲惨・凄惨な状態となります、

    腐敗することにより害虫が発生し、体液が漏れ、異臭に包まれた部屋は一気に汚染されてしまうことに…。

    また、遺体が部屋を汚す以外にも、生前まともに家事ができておらず部屋がゴミや遺品であふれているケースもあります。

    結果、賃貸の場合は高額の修繕費を請求されてしまうのです。

    賃貸でなくても、分譲マンション・一戸建ての場合は事故物件扱いになり、相場で売却することができなくなってしまいます。

    安値でも処分できなければ、その不動産を相続した遺族は空き家のまま固定資産税・都市計画税、マンションの場合には管理費・修繕積立金を支払い続けなければいけないのです。

    このように、孤独死は本人だけではなく遺族や賃貸住居の大家、管理会社、近隣住民の方に大きな影響を及ぼしてしまいます

    悪徳清掃業者だと高額請求される可能性も

    孤独死の場合、発見した遺族はなるべく早く清掃や消臭を行う必要があります。

    しかし、実際のところは葬儀などの準備もあるため、依頼する清掃業者を慎重に選ぶことも出来ないまま依頼する人がほとんどなのです。

    そんな時忙しい遺族の状況に付け込み、簡単な清掃・消臭消毒しか行っていないにもかかわらず、特殊清掃として高額を請求してくる悪徳清掃業者も存在します。

    大変な時だからこそ、遺族の心情や故人の想いを十分に配慮して、誠意と真心を持って作業してくれる清掃業者を選ぶように注意しましょう。

    選ぶ際は、以下のようなポイントを踏まえて、優良な清掃業者を選ぶようにしてくださいね。

    ● 専門知識と経験が豊富
    ● 急ぎの依頼でも積極的に対応する
    ● 担当が頻繁に変わらない
    ● 料金体系が分かりやすい
    ● 現場の状況に合わせて的確な清掃方法を提案する
    ● 基本的に追加料金が発生しない

    孤独死にならないための予防・対策方法

    孤独の中亡くなっていたことを考えると、身の回りの人も悔やみきれない思いとなるでしょう。

    ましてや、死後は遺族や賃貸管理者、近隣の住民など大勢が大変な思いをします。

    なるべくなら孤独死を防ぎたいですよね。

    今回は孤独死にならないための予防・対策方法を紹介します。

    しっかりと理解して、孤独死を未然に防ぎましょう。

    健康なうちは働いているほうが良い

    企業に勤めて働いていると、社会人として人と接する機会が増えます。

    仕事が自分自身の生きがいとなる人も多いため、身体が健康で元気なうちはなるべく働きに出る方が良いでしょう。

    最近では、高齢者であっても健康かつ意欲がある限り働き続けられるよう、国もサポート体制を整えています。

    ご近所さんの見守り

    昔は「向こう三軒両隣」と言ったものですが、現代はご近所付き合い自体減少している傾向にあります。

    そのため何か異変が起きたときにも気付く人が居らず、孤独死のリスクを高めてしまうという結果に…。

    家族が様子を見ることが出来ればいいですが、身寄りがないお年寄りも増えている今、やはり地域の見守りが大事なのではないでしょうか。

    ご近所に一人暮らしの高齢者がいる場合は、なるべく頻繁に「郵便受けに郵便が溜まっていないか?」「洗濯ものが干しっぱなしになっていないか?」など様子をチェックしてあげてください。

    自治会による見守り

    高齢者が地域社会へ参加している中で、最も多いのが「町内会」や「自治会」です。

    町内会や自治会に参加していれば、何かトラブルがあった場合にも「いつも参加している〇〇さんがいない」と、異変に気付いてくれる確率が高まります

    もしもの時、早く発見されるかどうかでその後の対処が異なります。

    万が一に備えて、住んでいる地域で自治体等に参加してみると良いでしょう。

    見守りサービスを利用する

    近頃では、孤独死を予防するために様々な企業が「見守りサービス」というものを提供しています。

    例えば郵便局では、高齢者の自宅を訪問して離れた家族へ様子を連絡してくれるというサービスがあります。

    また、安否確認だけではなく、電話による体調確認・常備薬の案内なども行ってくれるという高齢者には大変助かるサービスですね。

    孤独死対策と言わず、健康でいるために元気なうちから申し込んでおくと良いでしょう。

    その他にも警備会社では、自宅に人感センサーなどを設置して、いざというときに現場へ駆けつけてくれるサービスを提供しています。

    その他にも以下のような見守りサービスがあります。

    ● ボランティアの方が定期的に声掛け訪問などを行う
    ● 新聞配達・ガス会社・盛況配達などの業者と提携して高齢者の状況をチェック

    などの取り組みを行っている自治体もあるため、孤独死するリスクを回避する
    低コストで導入できるものもあるので、是非検討してみてください。

    以下の記事では、「孤独死を予防する見守りサービス」のおすすめをご紹介しています。

    孤独死予防の見守りサービス10選はこちら

    見守り家電を利用する

    家族が遠方に住んでいる場合は、わざわざ連絡する手間もなくプライバシーも守ることができる「見守り家電」を使う方法もあります。

    例えば電気ポットの場合は、利用状況が離れた家族に通知される機能が搭載されているため、“利用されない”ことによって異変に気付けるというものです。

    「監視カメラのように常に管理されているのは嫌」、「人と接するのが嫌で訪問による安否確認が嫌」という人にも、ストレスなく利用することが可能です。

    また、元気だから大げさに見守りする必要がないという場合にも、気軽に導入できるのでいいですね。

    デイサービスや老人ホームを利用する

    デイサービスや老人ホームを利用すれば、毎日、職員による安否確認・健康管理が行われます

    日常的に職員の見守りや、誰かと接する機会が増えるため、高齢者本人にとっても離れて暮らしている家族にとっても安心できるサービスですね。

    また、職員との事務的な交流だけではなく、他の入居者とも交流できるため、孤独死のリスクを回避することができます。

    孤独死のためというより、老後の人生をハツラツと生きるために利用する人も増えています。
    毎日を楽しく過ごすという意味でも、こういったサービスを利用してみろはいかがでしょうか。

    第一として健康的な生活を送る

    今回孤独死対策の方法をご紹介してきましたが、なんといってもやはり一番大事なことは「健康的な生活を送ること」でしょう。

    孤独死した人のほとんどが、ごく普通の日常生活もままならない環境の中で亡くなっています。

    そのため、以下のような健康的な生活を心がけることが大切です。

    ● バランスのとれた食事をする
    ● 規則正しい生活を送る
    ● 適度に運動する

    もちろん、上記で挙げたこと以外にも健康的な生活を送る上で大切なポイントはありますが、最低限上記3つのポイントを意識すると良いでしょう。

    とはいえ、健康に気を使っていても突然ケガや病気になることもあります。

    健康を第一とした上で、周りが協力して見守ることが大事なのではないでしょうか。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    昔と比べると現代社会は周囲との関わりが薄くなっているため、孤独死は誰にも起こり得ることだと言えます。

    そのため、「若いから」「元気だから」とは言わず、誰であっても対策を行っておくことが必要です。

    ただし、特に一人暮らしの高齢者は孤独死のリスクが高いので、あらゆる目線から予防することが重要です。

    まずは、自治体のサービスを調べたり、見守り家電や老人ホームなどを検討したり、高齢者一人ひとりに適した予防対策を行い、楽しいシニアライフを安心して送れるようなプランを立ててくださいね


    20.11.27

    この記事を書いた人

    終活瓦版 編集部

    終活瓦版 編集部

    遺品整理と終活の専門家集団です。年間6,000件以上の遺品整理、不動産整理の実績。複雑でわかりにくい終活まわりの様々な課題をわかりやすく整理して発信してまいります。

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