室内・車内の臭い対策には光触媒コーティングがおすすめ!消せる臭いや適した場所、費用相場も解説

光触媒コーティング 臭い  アイキャッチ

抗菌・抗ウイルス効果で注目を集めている光触媒コーティングには「タバコ」や「トイレ」など、室内のイヤな臭いを消す効果もあります。

この記事では光触媒コーティングで消せる臭いの種類場所を紹介し、消臭対策時のポイント費用相場もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

光触媒コーティングが臭いを分解する仕組み

太陽光

そもそも「触媒」とは、化学変化を促進させる物質を指します。

たとえば酸素と水素から水を作る際、銅を加えて加熱すると早く水ができるように、化学変化を素早く起こし、自らは変化しません。

光触媒は二酸化チタンを主成分とし、光のエネルギーを利用して抗菌・除菌できるのが特徴です。

また光触媒には、光が当たると水や酸素と反応して活性酸素を生み出し、有害物質を酸化、分解する働きがあるため光触媒をコーティングした場所では、臭いの元となる有害物質が絶たれることで、消臭効果も得られます。

光触媒コーティングの概要については、下記リンクで詳しく解説しているため、気になる方はご覧ください。

▼光触媒コーティングとは?効果や仕組みについて解説

光触媒コーティングで消せるイヤな臭い《7選》

臭いを感じて鼻をつまむ女性

光触媒は、アンモニアやアセトアルデヒドといった、臭いの原因となる有害物質を酸化・分解することが可能です。

光触媒コーティングで消臭可能な臭いを以下で紹介します。

タバコの臭い

タバコの臭いやヤニは、タバコの葉が不完全燃焼することで発生したアセトアルデヒドが原因の大部分を占めています。

アンモニアや硫化水素も微量に含まれていますが、いずれも光触媒の強力な酸化力で分解・消臭できる物質です。

紫外線を24時間当てた後はほとんど成分が残らないという研究結果も報告されているため、家庭でも優れた消臭効果が期待できるでしょう。

カビの臭い

カビの臭いは、カビが繁殖時に出す老廃物が原因です。

ホコリや人の髪の毛、皮脂が栄養となり、特に湿度が高い場所では急速に成長してしまいますが、光触媒は微生物由来の臭いにも高い効果を発揮し、空中に浮遊しているカビの胞子を除去することも可能です。

また、光触媒コーティングには防カビ効果もあり、カビ菌の付着や繁殖を抑制できます。

ペットの臭い

ペットの臭いの原因は、主に体臭や口臭、排泄物です。

なかでも尿に含まれるアンモニアは強い臭いを発し、放置すると雑菌が増殖してしまいます。

多頭飼いや混合飼育をしている家庭は、なおさら気になる問題でしょう。

光触媒はアンモニア臭や雑菌臭にも効果があるため、トイレや家具に染みついた臭いを効率的に取り除くことが可能です。

トイレの臭い

トイレは、アンモニア臭カビ臭などのさまざまな物質により、臭いが発生しやすい場所です。

床や壁に飛び散った尿や、水回りで発生したカビが臭いの原因であり、湿気が籠りやすいことで菌の温床となっている可能性があります。

前述の通り、光触媒にはアンモニアやカビの臭いに有効なため、トイレのあらゆる臭いに対しても消臭効果を発揮します。

洗濯物の臭い

洗濯物が臭くなる大きな原因は、生乾きや洗い残しにより繁殖した雑菌です。

また洗濯槽にカビが発生していると、洗濯中の衣類に付着することで洗ったばかりでも臭うことがあります。

光触媒を利用した製品の中にはスプレーもあり、洗濯後の濡れた衣服に使用することで、消臭効果が期待できます。

食べ物や生ゴミの臭い

キッチンに付着した食べ物の臭いや、きつい生ゴミ臭にも光触媒が効果的です。

特に生ゴミは、微生物に分解されることでメチルメルカプタントリメチルアミン硫化水素などの有害物質を生み出し、腐敗臭を発生させます。

光触媒はこれらの物質も酸化・分解し、悪臭を徹底的に抑えることが可能です。

汗や皮脂の臭い

人の汗や皮脂は、黄色ブドウ球菌などの皮膚常在菌が作用すると、アンモニア酢酸イソ吉草酸を排出し、不快な臭いを発するようになります。

いわゆる「加齢臭」と呼ばれる悪臭も、皮膚常在菌によって生み出されたノネナールが原因です。

光触媒なら、これらの臭いにも優れた消臭効果を発揮します。

光触媒コーティングを使った臭い対策が適しているのはこんな場所!

指でOKサインをつくる女性

光触媒コーティングは、室内のさまざまな場所で使えます。

ここからは、その中でも光触媒コーティングによる臭い対策に適した場所を紹介します。

壁紙

壁紙は空気中の菌が溜まりやすく、タバコをはじめカビや食べ物など、さまざまな臭いが付着しやすい場所です。

採光しやすい部屋の壁紙に光触媒コーティングを施せば、いつでも清潔な環境を保てます。

特に空気を清潔にしておきたい寝室や子ども部屋におすすめです。

水回り

キッチンやトイレ、洗面台といった水回りは、自宅の中でもカビや腐敗臭が発生しやすい場所です。

日常生活での使用頻度が高いことから、掃除をしてもすぐにまた臭いが気になってしまうケースも少なくありません。

光触媒コーティングは、消臭だけでなく防カビ効果もあるため、水回りの臭い対策に最適です。

玄関

玄関では靴や靴箱、結露により発生したカビの臭いに悩む方も多いでしょう。

また人が出入りする際に、外気の雑菌が侵入してしまうのも悪臭が繰り返される原因ですが、玄関に光触媒コーティングをすれば、菌の侵入を絶つことができ、清潔な空気を保てます。

車内

光触媒コーティング、車内の臭い対策にも効果的です。

車内には、食べこぼし・飲みこぼしによる食べ物の臭い、シートに染みついた汗の臭いなど、あらゆる悪臭が漂っています。

場合によってはタバコやエアコンの臭い、中古車の蓄積された臭いをどうにかしたいという方もいるでしょう。

光触媒コーティングは、シートやエアコンの吹き出し口をはじめ、車内の細かい部分まで施工できるため、気持ちよいドライブ環境を実現できます。

光触媒コーティングによる車内の臭い対策については、下記の記事をご覧ください。

▼車の光触媒コーティングの効果や施工の流れを解説

臭い対策に光触媒コーティングを活用するメリット・デメリット

メリットとデメリット

ここまで光触媒コーティングの効果を解説してきましたが、他の消臭剤や洗剤と比べてどのようなメリットやデメリットがあるでしょうか。

光触媒コーティングを使用するメリット

光触媒コーティングを使用する最大のメリットは、なんと言っても効果の持続期間が長いことです。

一般的な消臭剤の効果持続期間が約1~3か月であるのに対し、光触媒コーティングは約3~4年と、光触媒は他の化学変化に作用しても触媒自体は変化しないため、光さえあれば何度も効果を実感できます。

また光触媒コーティングには、消臭だけでなく抗菌抗ウイルス防汚といった他の効果があるうえ、使用時に電力や燃料を消費しないため使い捨てでもありません。

1度の施行で長期的に使用できることで、環境負荷が少ないのもメリットの一つと言えるでしょう。

光触媒コーティングを使用するデメリット

一方、光触媒コーティングは価格の高さがデメリットとして挙げられます。

光触媒は耐久性をはじめ、さまざまな機能に優れている分、他の消臭剤よりも費用が高額です。

また、光をエネルギーにして作用することから、暗所では効果を感じにくい点も課題とされています。

ただし手軽に消臭できる光触媒スプレーや、光を必要としない無光触媒コーティングも開発されているため、場所に応じて使い分けるとよいでしょう。

価格が高くても、効果の持続期間が長いことを考えれば、消臭剤やアルコールを使うよりも光触媒コーティングをするメリットのほうが大きいと言えます。

【要確認】光触媒コーティングで臭い対策する際のポイントとは

チェック

非常に万能で消臭効果の高い光触媒コーティングですが、効果を最大限に発揮させるためには、いくつかのポイントに注意しなければなりません。

光の当たりやすい場所で使用する

これまでも触れてきたように、光触媒コーティングは光が当たることで高い効果を発揮します。

そのため光触媒コーティングを室内で使う場合は、採光に優れた場所や人が集まりやすく明るい場所を選ぶことが大切です。

使用箇所や色の種類が限られることを踏まえる

光触媒コーティングは、すべてのものに効果を発揮できるわけではなく透明なもの色の濃いもの光沢があるものには無効です。

また光触媒コーティングは、効果を十分に得るため二酸化チタンを多く含み、本来の色である白色が強く出てしまいます。

そのため色の種類が限られ、鮮やかな色や濃い色は選べません。

光触媒コーティングで臭い対策をする際は、使用箇所や塗料のカラーバリエーションが限られることを念頭に置いておきましょう。

コーティング箇所を清潔に保つ

光触媒の消臭効果を最大限に得るためにも、コーティングをした箇所は常に清潔な状態を保ちましょう。

光触媒コーティングは1度の施工で長持ちはするものの、塗布した場所が不潔だと十分な効果を発揮できません。

また防汚効果があるとは言っても、汚れを完全に防ぎ切れるわけではないため、ある程度は人の手による清掃も必要です。

清掃で剥がれたり効果が薄れたりすることはないため、洗剤やアルコールを使ってしっかりと汚れを取り除きましょう。

定期的にコーティングする

光触媒コーティングは、ガラスや食器などの日常的に使用するものだと、どうしても取れやすくなってしまいます。

そのため塗布するものや施工場所の使用頻度に応じて、定期的にコーティングし直すことも大切です。

【費用相場】光触媒コーティングで臭い対策するにはいくらかかる?

費用のイメージ

ここからは、光触媒コーティングで臭い対策する際の費用について解説します。

自分(スプレー)で施工する場合

家具や衣類など、小さなものを自分で施工する場合は、市販の光触媒コーティングスプレーがおすすめです。

光触媒コーティングスプレーは製品によって価格に幅があり、手に収まる小型のもので2,000~20,000円、スプレーガンで施工するもので40,000~60,000円が相場になります。

ただし、安いからと言って安易に使用すると効果が感じられない場合もあるため、用途や使用場所によって適切に選びましょう。

光触媒コーティングスプレーについては、下記リンクで詳しく解説しているため、気になる方はご覧ください。

▼光触媒コーティングスプレーについて解説

業者に依頼する場合

室内の壁や床、車内といった自分では施工が難しい場所、専門的な知識を必要とする場所は、業者に依頼したほうがよいでしょう。

室内の光触媒コーティングの価格は業者によっても異なりますが、1m²あたり約2,500~4,000円が相場です。

施工面積の大きさで割引をしていることもあるため、複数社で見積もりを取り、条件に合った業者へ依頼することをおすすめします。

また車内の施工費用に関しては、軽自動車で15,000~20,000円、SUVやワンボックスカーで40,000~50,000円が相場です。

光触媒コーティングの費用相場については、下記リンクで解説しているため、気になる方はご覧ください。

▼光触媒コーティングの料金相場について解説

光触媒コーティングを使った臭い対策なら林商会にご依頼ください!

光触媒コーティングの施工をお考えなら株式会社林商会へお任せ下さい!

弊社では、空家清掃や特殊清掃の現場でも使用しているナノゾーンコートという光触媒コーティングでの施工が可能です。

ナノゾーンコートは強力な消臭・抗菌効果、防汚効果が半永久的に持続するため、メンテナンスいらずでコストパフォーマンスに優れています。

ご自宅や愛車を綺麗な空間に保つことができる光触媒コーティングについてお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

ナノゾーンコートについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

▼ナノゾーンコートについて紹介

まとめ

清潔感のある部屋

光触媒コーティングは、身の回りに漂うあらゆる悪臭を取り除いてくれる消臭のエキスパートです。

効果的に使うことで、日々悩まされている染みついた臭いを解消することができます。

室内や車内のイヤな臭いにお悩みなら、ぜひ光触媒コーティングを使って快適な空間を目指してみてはいかがでしょうか。

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