光触媒コーティングは、新型コロナウイルスの流行をきっかけに抗ウイルス効果で注目を集めています。
一般的に初心者が施工するのは難しいと言われている光触媒コーティングですが、実は自分でもできることをご存じでしょうか。
この記事では、自分で光触媒コーティングを行う際におすすめの商品や、自家用車の光触媒コーティングについて解説します。
目次
光触媒コーティングは自分でできる!おすすめ商品を紹介
光触媒コーティングは自分で施工できますが、どのような商品を使用すればよいか迷う方が多いのではないでしょうか。
この章では、おすすめの商品を紹介します。
【セルフ施工専用の噴霧器を使用!】光触媒コーティングAGチタン24セルフ
「光触媒AGチタン24セルフ」は、セルフ施工専用の光触媒薬液で、噴霧器を使用した光触媒コーティングを、自分で行える商品です。
除菌や抗菌、防カビの効果が期待できるほか、人体やペットに害がない安心・安全な商品なので、どのような場所にも使えます。
また、施工専用の噴霧器と聞くと難しそうと思われる方がいるかもしれませんが、簡単に使えるよう開発されているので、初心者にもおすすめです。
成分
「光触媒AGチタン24セルフ」は、光の力で抗菌機能が働く酸化チタンと微生物の抗菌・除菌機能がある銀イオンが、相乗効果を発揮します。
従来の酸化チタンは、光がなければ効果が薄れてしまいますが、「光触媒AGチタン24セルフ」は銀イオンも配合しているため、暗所でも除菌効果を発揮する商品です。
ここからは、「光触媒AGチタン24セルフ」を使用したプランについてご紹介します。
光触媒・噴霧器レンタルプラン
光触媒コーティング専用噴霧器をレンタルし、施工範囲に必要な量の薬液を購入して自分で施工するプランです。
光触媒・噴霧器レンタルプランの価格は以下の通りです。
噴霧器を店頭受け渡しする場合
時間 | 当日レンタル(10:00~17:00) |
利用料 | ¥11,000 |
噴霧器を配送する場合
期間 | 1泊 | 2泊 | 3泊 | 4泊 | 5泊 |
利用料 | ¥22,000 | ¥33,000 | ¥42,350 | ¥50,600 | ¥60,500 |
光触媒コーティング薬液 | 価格(税込) |
1Lスタンドパウチ (施工面積目安:100m²) |
¥6,600 |
※床面積(m²)×3がおおよその施工面積
こちらのプランは、小規模商店、保育園、幼稚園、介護施設、オフィス、美容室、倉庫、作業場などで、施工費用を抑えたい場合におすすめです。
光触媒・らくらくお任せプラン
時間がなかったり、人手が足りなかったりする方におすすめのプランです。
広範囲を短時間できめ細やかに施工してくれます。
「光触媒・らくらくお任せプラン」の価格は以下の通りです。
スペースイメージ | 床面積 | 施工面積 | 薬液 必要容量 |
施工価格 (税込) |
施工面積 1m²あたり 単価 |
戸建て | 100m² | 300m² | 3L | ¥74,800 | ¥249 |
飲食店・小売店 | 300m² | 900m² | 9L | ¥114,400 | ¥127 |
事務所 | 500m² | 1500m² | 15L | ¥154,000 | ¥103 |
上記はあくまで目安で、施工場所や範囲をヒアリングしたうえで、細かい見積もりを出す仕組みです。
土曜や日曜、早朝や深夜は料金が異なるので事前に確認しておきましょう。
こちらのプランは、公共機関、行政機関、保育園、幼稚園、学校、介護施設、店舗、事務所、病院などにおすすめです。
手軽に光触媒コーティング!おすすめのスプレー7選
自分で光触媒コーティングを行う場合には、手軽に使えるスプレータイプがおすすめです。
スプレータイプには、以下のような商品があります。
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これらの商品の詳細や、光触媒コーティングスプレーを選ぶ際のポイントについて知りたい方は、以下の記事をお読みください。
▼おすすめの光触媒コーティングスプレーや選び方などについて紹介
自分で光触媒コーティングを施工するメリットとデメリット
この章では、自分で光触媒コーティングを施工するメリットとデメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
メリット
自分で光触媒コーティングを施工するメリットは、以下の通りです。
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上記のように、自分での光触媒コーティングの施工には多くのメリットがありますが、使用上の注意はしっかりと確認しておきましょう。
デメリット
自分で光触媒コーティングを施工するデメリットは、以下の通りです。
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広範囲やはじめての施工は、自分で作業を進めると想像以上に時間や労力、費用がかかるかもしれません。
そのため、はじめての施工で不安な方や、部屋や建物をまるごと施工する方は業者に依頼することをおすすめします。
自分で光触媒コーティングを施工するのにおすすめの場所
ここからは、自分で光触媒コーティングを施工するのにおすすめの場所を紹介します。
ドアノブ
ドアノブは家からの出入りや部屋の移動の際など、家族が触れやすい場所です。
生活の中で触れないようにするのは難しいため、接触感染を防ぐには光触媒コーティングがおすすめです。
アルコール除菌は何度も作業をする手間がかかりますが、光触媒コーティングなら、一度施工すれば長期間効果が持続します。
洗面台
洗面台は、家族全員が身支度や外出後、手洗いなどさまざまな場面で使います。
そのため、衛生的に保ちたい場所ですが、頻繁に除菌するのは難しいでしょう。
光触媒コーティングの施工をすれば、ドアノブ同様に長期間の除菌・抗菌効果を期待できます。
さらに防カビ効果もあるので、特に水回りにはおすすめです。
トイレ
トイレはウイルスや菌が発生しやすいので、短時間で抗菌や除菌ができる光触媒コーティングがおすすめです。
抗菌・除菌効果以外に、消臭効果もあります。
臭いの元となっているのはウイルスや菌なので、これらが分解除去されて消臭される仕組みです。
トイレは汚れや臭いが残りやすい場所なので、自分での光触媒コーティングをおすすめします。
ソファやイス・テーブル
ソファやイスは、背もたれを押さえたり肘置きに直接肘を置いたりするので、全体的にコーティングしましょう。
また日々食事をするテーブルも、忘れずに施工したい場所です。
このように、普段くつろぐ場所も光触媒コーティングの施工をすることで、安心して過ごせるでしょう。
【注意】バスルームや壁などの広いスペースは業者に依頼するのが安心!
自分で光触媒コーティングを施工するのにおすすめの場所を紹介してきましたが、バスルームや壁などの広いスペースは、業者への依頼をおすすめします。
なぜなら時間や労力、費用がかかる可能性があるからです。
自分のやり方が合っているか不安に思いながら作業を進めたり、ムラがないように噴霧したりしていると、想像以上に時間や手間がかかる恐れがあります。
費用の心配がある方は、まずは問い合わせて詳細を確認してみてください。
車の光触媒コーティングは自分でできる?業者に依頼した際の価格は?
光触媒コーティングは、「密閉・密集・密接」状態になりやすい車の抗菌・抗ウイルス対策にも有効です。
スプレータイプの商品を使えば、自分で車の光触媒コーティングを施工できます。
ただし、時間や仕上がりに不安がある方は、専門業者に依頼するとよいでしょう。
業者によってサービスの特徴や料金形態は異なりますが、林商会の場合、車1台¥20,000~利用可能です。
車の光触媒コーティングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
【光触媒=酸化チタン】光触媒の仕組みを正しく理解しよう
光触媒の主成分は酸化チタンという物質で、光をエネルギーにしてウイルスや菌などを酸化させ、害のない物質に分解します。
酸化チタンは食料や化粧品、ネイルなど身近なものに使われている、安全な原料です。
光触媒の仕組み
光触媒は光によってウイルスや菌を酸化させ、水蒸気や二酸化炭素に分解して無害にする仕組みです。
安全性が高く、赤ちゃんが口に入れてしまっても問題ありません。
光触媒コーティングの効果
光触媒コーティングには除菌効果や抗菌・防カビ効果、消臭効果などがあります。
先述の通り光媒体がウイルスや菌を分解し、人への害がない水や二酸化炭素に姿を変えます。
また、ウイルスや菌は臭いの元となっているので、分解されることで嫌な臭いがなくなります。
光触媒コーティングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
▼光触媒コーティングの効果やメリット・デメリットなどについて紹介
光触媒コーティングを自分で行うのが不安な方は、林商会にお任せください!
先述の通り、自分で光触媒コーティングを行うことは可能ですが、手軽にできる反面、広範囲に施工する場合は膨大な時間や手間、費用がかかってしまう恐れがあります。
また、塗布する場所や液剤の適量がわからず、戸惑ってしまう方も多いでしょう。
せっかくの高い効果をムダなく発揮するためには、正しい知識と施工実績が豊富な専門業者にお任せすることをおすすめします。
林商会では、「ナノゾーンコート」と呼ばれる光触媒コーティングを導入しています。
一般的な光触媒コーティングと比較すると、下記のようなメリットがあります。
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「光触媒コーティングに興味があるけれど、自分で行うのは不安」という方は、ぜひ、実績豊富な林商会にお気軽にご相談ください!
まとめ
本記事では、光触媒コーティングについて紹介しました。
光触媒コーティングは、ウイルスや菌などを無害化して除菌や抗菌をする作業です。
スプレータイプを使えば、自分で手軽に光触媒コーティングを行えますが、広範囲に施工する場合は時間や手間がかかってしまう恐れがあります。
また、業者に依頼した場合と大差がない可能性もあるため、施工場所に合った方法を選ぶようにしましょう。