新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ご自宅のウイルス対策として壁紙(クロス)の光触媒コーティングをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
光触媒コーティングには壁紙の汚れや臭い、ウイルスを除去する効果がありますが、「効果の寿命がどのくらいか気になる」という声を多く見聞きします。
そこで今回の記事では、壁紙の光コーティングの効果や持続期間のほか、施工価格や注意点について解説します。
目次
壁紙(クロス)の光触媒コーティングにはどんな効果がある?
光触媒コーティングを壁紙に施工すると、どのような効果が得られるのでしょうか。
まずは、光触媒コーティングの効果や持続期間を説明します。
光を利用して壁紙(クロス)の汚れ・臭い・ウイルスを分解除去!
壁紙に施工された光触媒コーティングには、太陽光や蛍光灯の光で表面の酸化力を高め、付着した汚れ・臭い・ウイルスを分解除去する効果があります。
また、壁紙以外に光触媒コーティングが効果を発揮する具体例は、以下の通りです。
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さらに、光触媒コーティングは親水性にも優れており、表面に付着した汚れやウイルスを水で洗い流す「セルフクリーニング機能」も兼ね備えているため、掃除時間の短縮が可能です。
【光触媒の効果】室内で持続期間は?
ここからは、光触媒の効果の持続期間について、ケース別に解説します。
壁紙(クロス)に光触媒が使用されている場合
壁紙に光触媒を使用している場合は、劣化がない限り持続的な効果が期待できます。
ただし、壁紙の一般的な耐用年数は約6年と言われているため、光触媒の効果を維持したい場合は、壁紙を定期的に張り替えなければなりません。
また、光触媒入りの壁紙は一般的な壁紙よりもコストがかかるデメリットもあるため、予算とのバランスを考慮して検討するとよいでしょう。
壁紙(クロス)光触媒コーティングを施工した場合
壁紙に光触媒コーティングを施行すると、3〜4年の持続的な効果が期待できます。
市販の抗菌スプレーの効果は、長くても3か月程度しか持続しないため、光触媒コーティングの効果の持続期間はかなり長いと言えるでしょう。
ただし、光触媒入りの壁紙よりも効果の持続期間が短く、施工費用も高い傾向にあるため、予算とのバランスを考慮して慎重に検討することをおすすめします。
光触媒コーティングの効果や持続期間の詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
【業者に依頼したい方に】光触媒コーティングの施工価格
ここからは、光触媒コーティングの施工価格を紹介します。
業者ごとに料金プランが異なるため、予算をもとに依頼先を検討する際の参考にお役立てください。
株式会社エーワンファクトリー:「光触媒コーティング(壁紙クロス)」
株式会社エーワンファクトリーでは、光触媒コーティング(壁紙クロス)を施工しています。
施工価格は1m²あたり4,000円で、専用フォームでの無料相談も可能です。
壁紙クロスをはじめとした、光触媒コーティングの主な施工事例は、以下の通りです。
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有限会社ブラソ:光触媒クロスコーティング「SUNバリアコート」
有限会社ブラソでは、光触媒クロスコーティング(SUNバリアコート)を施工しており、20m²で44,000円~対応可能です。
SUNバリアコートは、汚れ・臭い・ウイルスを分解除去する効果が半永久的に持続するため、ホテルや病院などの事業施設で広く導入されています。
また、壁紙の汚れがひどい場合は、クリーニングも依頼できるため、併せて検討するのもおすすめです。
林商会:壁紙はもちろんお部屋をまるごと抗菌「ナノゾーンコート」
林商会では、ナノゾーンコートを使用した光触媒コーティングを施工しており、施工費用は1m²あたり2,000円~です。
ナノゾーンコートには、以下の特徴があります。
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また、お風呂やキッチン、洗面台など、普段使用する場所をまとめて施工したい場合は、施工価格50,000円~対応可能な「お試しセット」を依頼するのもおすすめです。
【自分で光触媒コーティングしたい方に】スプレーコート剤がおすすめ
自分で光触媒コーティングを施工したい方には、スプレーコート剤がおすすめです。
光触媒コーティングにスプレーコート剤を使用するメリットは、以下の通りです。
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ただし、広範囲を自分で光触媒コーティングすると、時間や手間がかかるだけでなく、均一に塗布できないデメリットもあります。
そのため、壁紙に光触媒コーティングを施工する場合は、業者への依頼を検討しておくと安心です。
壁紙(クロス)を光触媒コーティングする際はココに注意!
ここからは、壁紙を光触媒コーティングする際に注意すべきポイントを、解説します。
頻繁に壁紙を貼りかえる人・リフォームを控えている人には不向き
光触媒コーティングは、壁紙をはがすと効果が得られないため、壁紙を頻繁に貼りかえる方やリフォームを控えている方にはおすすめできません。
大規模なリフォームでなければ、壁ではなく天井や床への施工を検討してみるとよいでしょう。
目に見える効果を実感しづらいからこそ!エビデンスが重要
光触媒コーティングは、無色透明で施工後の効果を実感しづらいため、エビデンスが重要な役割を果たします。
効果を確認したい場合は、施工前後のATP拭き取り検査がおすすめです。
ATP拭き取り検査では、拭き取った部分の清浄度を数値で評価します。
施工前後の清浄度を実際の数値で確認できれば、光触媒コーティングの効果を実感できるでしょう。
施工の経験談を聞ける相手が少ない
光触媒コーティングは、新型コロナウイルスの感染対策をきっかけに注目を集めていますが、まだまだ施工例が限られているため、経験談を聞ける相手が少ない傾向にあります。
業者に施工を依頼する場合は、光触媒コーティングの効果や仕組みに詳しく、具体的なエビデンスを提示してくれる業者を選びましょう。
【施工前に知っておこう】光触媒コーティングのメリットとデメリット
光触媒コーティングには、「セルフクリーニング機能で汚れがつきにくい」「空気清浄効果がある」「耐用年数が高い」などのメリットがあります。
その一方で「費用が高い」「ひび割れしやすい」「施工が難しく専門性を要する」「色ツヤのバリエーションが少ない」などのデメリットがある点には注意が必要です。
メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、光触媒コーティングの施工を検討するとよいでしょう。
光触媒コーティングのメリットとデメリットについて詳しく知りたい場合は、以下の記事をお読みください。
そもそも光触媒とは…!?
光触媒の主成分は酸化チタンという白色の着色料で、食品や化粧品などの添加物として広く使用されている物質です。
酸化チタンには、太陽光や蛍光灯の光に触れると酸化力が高まる性質があり、表面に付着した汚れ・菌・ウイルスを分解除去する効果も期待できます。
光触媒コーティングで得られるその他の効果は、以下の通りです。
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また、安全性も高く評価されており、飲食店や商業施設、公共機関など、さまざまな場所の環境浄化材料として使用されています。
光触媒コーティングの情報を詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
壁紙の光触媒コーティングの施工依頼は林商会にお任せください!
ここまで、壁紙の抗菌・抗ウイルス対策に光触媒コーティングが効果的なことをご説明してきました。
先述の通り、林商会ではナノゾーンコートと呼ばれる光触媒コーティングを提供しており、強力な抗菌・防汚効果はもとより新型コロナウイルスの分解作用が自慢です。
また、一度の施工で半永久的に効果が持続するので「コストパフォーマンスも抜群」と、ご利用のお客様からご好評をいただいております。
壁紙をはじめとした光触媒コーティングのご依頼やご相談は、ぜひ林商会にお任せください。
ナノゾーンコートについて詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
▼ナノゾーンコートの効果や他の光触媒コーティングとの違いを紹介
まとめ
光触媒は、太陽光や蛍光灯の光を利用して、汚れ・臭い・ウイルスを分解除去する物質で、カビの予防にも効果を発揮します。
その一方で、無色透明で効果が分かりにくいため、施工前後にATP拭き取り検査を行なっておくと安心です。
また、光触媒コーティングにかかるコストを抑えたい場合は、1m²あたり2,000円~施工可能な林商会がおすすめです。