ゴミ屋敷から引越しする方法は?4つの選択肢や費用から注意点まで専門家が解説

ゴミ屋敷 引越しアイキャッチ

「ゴミ屋敷から引越しするには、どうしたらいいのか」
「片付けや引越しは、業者にどこまで依頼できるのか」

などと悩んでいませんか?

結論から言うと、ゴミ屋敷状態では引越し業者は対応できないため、まずは部屋を片付ける必要があります。

  1. 自力で片付けてから引越し業者を手配する
  2. 片付け業者に依頼してから引越し業者を手配する
  3. 引越し作業にも対応している片付け業者に依頼する
  4. 片付け業者に片付けのみを依頼する

この記事では、それぞれの方法やゴミ屋敷からの引越しにかかる費用を中心に解説します。

特に、賃貸物件にお住いの方は、トラブルなく引越しを完了させるためにもぜひ参考にしてください。

ゴミ屋敷状態では引越し業者は対応できない

大手引越し業者の公式サイトには、生ゴミを含め生活ゴミなどの処分や運搬には対応していないことが明記されています。

引越し業者が対応できる範囲は、前提として梱包や運搬など引越し作業であり、ゴミ屋敷の部屋を片付けたり荷造りしたりしてもらうことはできません。

なお、ゴミ屋敷状態では見積もりの時点で断られるケースもあるため、トラブルなくゴミ屋敷から引越しする場合は先に部屋を片付けてから引越しする流れが原則です。

参考
サカイ引越センター公式サイト:処分品・不用品
アート引越センター公式サイト:梱包に関するご質問

ゴミ屋敷から引越しするための選択肢

ゴミ屋敷を片付けて引越しするためには、以下の方法が選択肢になります。

  1. 自力で片付けてから引越し業者を手配する
  2. 片付け業者に依頼してから引越し業者を手配する
  3. 引越し作業にも対応している片付け業者に依頼する
  4. 片付け業者に片付けのみを依頼する

現状や予算、退去日までの期間などを踏まえて、自分に合った方法を選びましょう。

1.自力で片付けてから引越し業者を手配する

ゴミの量が比較的少なく、時間や体力に余裕がある場合は、自力で部屋を片付けてから引越し業者を手配する方法がおすすめです。

自分でゴミの分別や処分を進め、必要な荷物だけを残した状態にできれば、引越し費用のみで引越しが完了します。

費用を抑えたい方や、片付ける範囲が限られている方に向いている方法です。

一方で、ゴミの量が多い場合は分別や搬出、自治体のルールに沿った処分に時間がかかります。

片付けが終わらなければ引越し作業も進まないため、退去日が迫っている場合や、悪臭や害虫、カビなどが発生しており、安全面や衛生面に不安がある場合は他の方法を検討する必要があります。

作業量を見誤ると退去に間に合わなくなる恐れもあるため、まずは退去日までに自力で片付けられる状態かを判断しましょう。

以下の基準に多く当てはまるほど、一人で片付けられる可能性は高くなります。

  • 片付ける範囲がワンルームまたは部分的である
  • ゴミの量が膝下程度である
  • 分別・処分しやすいゴミが多い
  • 水回りが正常に機能している
  • 強い悪臭や害虫が発生していない
  • 必要なものと不要なものを自分で判断できる
  • ゴミや不用品をすべて自分で処分できる
  • 片付ける時間や気力が十分にある

当てはまらない場合は、家族や友人に協力してもらうか、片付け業者への依頼が選択肢になるでしょう。

詳しくは以下の記事もご参照ください。
▼ゴミ屋敷でも一人で片付けられるケース・難しいケース

2.片付け業者に依頼してから引越し業者を手配する

自力での片付けが難しい場合は、片付け業者に依頼して部屋を片付けてから、引越し業者を手配する方法がおすすめです。

片付け業者に依頼すれば、ゴミの分別や搬出、不用品の処分などをすべて任せられ、最短1日で片付きます(部屋の状態により変動あり)。

部屋が片付いた後に引越し業者へ依頼すれば、作業を断られる心配もありません。

ただし、片付け業者と引越し業者のそれぞれに依頼するため、両方の費用がかかります。

また、片付けの作業日と引越し日を調整するために、逆算してスケジュールを組む必要があります。

自力での片付けが難しい方や、退去日まで時間に余裕がある方に向いているでしょう。

3.引越し作業にも対応している片付け業者に依頼する

片付けから引越しまでをまとめて任せたい場合は、引越し作業にも対応している片付け業者に依頼しましょう。

ゴミや不用品の分別・搬出から、新居へ持っていく荷物の運搬まで、一連の作業を依頼できるため、複数の業者を手配する手間を減らせます。

仕事で忙しい方や、退去日が迫っている方にも便利な選択肢です。

ただし、すべての片付け業者が引越し作業に対応しているとは限りません。

対応エリアや運搬できる荷物、荷造りの有無など、サービスの内容や範囲も業者によって異なります。

また、作業をまとめて依頼できるからといって必ずしも費用が安くなるとは限りません。

まずは片付けと引越しの両方に対応しているかを確認したうえで、作業内容と料金の内訳を見積もりで確認しましょう。

片付けと引越しを別々に依頼した場合の総額とも比較すると、納得できる依頼先を選べます。

4.片付け業者に片付けのみを依頼する

新居へ持っていく荷物が少なく、引越し作業を自分で行う場合や、すべての荷物を処分して引越しする場合は、片付け業者に片付けのみを依頼する方法がおすすめです。

自分で対応できる作業と業者に任せる作業を分けることで、予算に合わせながら引越しを完了できます。

自力では片付けられる状態ではないものの、引越し費用はできるだけ抑えたい方にも向いています。

残す荷物の量や運搬方法を確認し、無理なく実行できるかを事前に検討しておきましょう。

ゴミ屋敷からの引越しにかかる費用

ゴミ屋敷から引越しする場合は、主に片付け費用、引越し費用、退去費用がかかります。

個々の状況によって総額は変わりますが、それぞれの目安や費用の考え方をご紹介します。

片付け費用

ゴミ屋敷を自力で片付けることが難しい場合は、片付け業者に依頼する費用がかかります。

費用は部屋の状態や必要な作業などによって変動しますが、弊社林商会の相場を以下にまとめました。

間取りの種類 費用相場
1LDK 50,000~300,000円以上
2LDK 75,000~400,000円以上
3LDK 150,000~500,000円以上

費用は間取りで決まるわけではなく、間取りが同じでも、費用が2~3倍異なることがあります。

林商会では実際にお部屋を確認させていただき、正確な費用をお伝えしております。

具体的な事例や金額を知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
▼ゴミ屋敷片付け費用一覧

引越し費用

引越し費用は、引越し業者に依頼するか、片付け業者にまとめて依頼するかでも変動します。

一般的に単身での引越し費用は、5万円以下で収まるケースがあれば、10万円を超えるケースもあります。

特に、荷物が多い場合や、3~4月など引越し需要が高まる時期は費用も高くなります。

片付けと引越しを別々に依頼する場合は、それぞれの費用を合算して考えましょう。

一方で、片付け業者に片付けと引越しをまとめて依頼する場合も、作業内容によって費用が大きく変動するため、片付け費用と引越し費用の両方を含めた見積もりで確認が必要です。

退去費用

賃貸物件から退去するときは、契約内容に応じて原状回復にかかる費用を請求される場合があります。

ゴミ屋敷状態の部屋では、ゴミや食品を長期間放置したことにより染み付いた汚れや臭い、設備・内装の損傷に対する修繕費用が必要になる可能性があるためです。

弊社林商会が2025年7月に退去費用に関するアンケート調査をしたところ、実際に請求された費用は「10~20万円未満」の回答が約7割を占める結果となりました。

なお、数万円から高額なケースまで幅があることもわかり、実際の金額は部屋の汚れや臭い、破損の程度、入居期間、契約内容などによって変わると言えます。

ただし、ゴミ屋敷状態だったという理由だけで、退去費用が請求されるわけではありません。

詳しくは以下の記事で解説しています。
▼汚部屋経験者に聞いた退去費用の実態

ゴミ屋敷から引越しするときの注意点

ゴミ屋敷の退去時のトラブルを防ぐために、以下3点に注意しましょう。

退去前に部屋を掃除しておく

賃貸物件から引越しする場合は、ゴミや不用品を残さずに片付け、できる範囲で部屋を掃除しておきましょう。

借主の故意または過失により、汚れや臭いが染み付いていたり、設備や建物に損傷が生じたりしている場合は、退去費用の負担が大きくなる可能性があります。

ただし、通常の掃除では取り除けない場合は無理に自分で対応しようとせず、必要に応じて片付け業者や専門の清掃業者に相談しましょう。

なお、大がかりな修繕や清掃を行う前に、退去時にどこまで原状回復が必要かは、管理会社や大家さんに確認が必要です。

できるだけ早く業者に依頼する

引越し方法を決めたら、退去日から逆算し、できるだけ早く片付け業者または引越し業者に相談しましょう。

ゴミ屋敷を自力で片付ける場合も、業者に依頼する場合も、ゴミの量が多い場合や分別・搬出に手間がかかる場合は、想定以上の時間がかかる可能性があります。

なお、片付け業者と引越し業者のそれぞれに依頼する場合は、作業日程も調整しなければなりません。

特に、退去日が迫っている場合は早めに見積もりを依頼し、対応可能な日程を確認しておきましょう。

最低2~3社から見積もりを取る

片付けや引越しを業者に依頼するときは、最低でも2~3社から見積もりを取り、料金と作業内容を比較しましょう。

特に、ゴミ屋敷の片付けは、業者によって料金や対応できる作業範囲は異なるため、以下の点も確認することをおすすめします。

  • ゴミや不用品の処分費用が含まれているか
  • 分別や搬出、室内清掃にどこまで対応しているか
  • 消臭や害虫駆除などの追加作業に対応できるか
  • 引越し作業や新居への荷物の運搬も依頼できるか
  • 追加料金が発生する条件は何か
  • 希望する日程までに作業を完了できるか

なお、業者に依頼する作業範囲を揃えて見積もりを取り、同じ条件で比較すると自分に合った業者が見つかるでしょう。

ゴミ屋敷の退去前に掃除しておくべき3つの場所

ゴミや不用品を片付けた後は、壁・床・水回りなど、汚れが残りやすい場所を中心に掃除しておきましょう。

ここからは、退去前にできる掃除方法をご紹介します。

壁

壁は、ゴミを長期間放置したことで変色やカビ、臭いなどが残る場合があります。

まずは、壁に付着したホコリを乾いた布で取り除き、汚れが気になる部分を拭き取りましょう。

ただし、水分や洗剤で傷む場合があるため、目立たない場所で試してから掃除すると安心です。

汚れが深く染み込んでいる場合やカビが広範囲に発生している場合は、落とせる範囲で掃除しておきましょう。

床

床には、飲食物のこぼれた跡、ベタつき、カビなどが残っている場合があります。

ゴミを片付けたら、まずは掃除機などでホコリや細かなゴミを取り除き、汚れが気になる部分を拭き取りましょう。

水拭きできる床材であれば、固く絞った布で汚れを拭き取った後、乾拭きして水分を残さないようにします。

床材によって適した掃除方法が異なるため、傷めないよう水分を多く使いすぎないこともポイントです。

水回り

キッチン、お風呂、トイレなどの水回りは、カビ・水垢・油汚れ・ぬめりなどが発生しやすい場所です。

ゴミを片付けた後は、シンクや洗面台、便器など、汚れが目立つ場所から掃除しましょう。

排水口の詰まりや換気扇のホコリや油汚れも確認し、汚れの種類や設備の素材に合った洗剤を使いましょう。

自力での掃除が難しい場合は、ハウスクリーニングの利用も検討する必要があります。

【FAQ】ゴミ屋敷の片付けに関するよくある質問

最後に、ゴミ屋敷の片付けに関するよくある質問にお答えします。

周囲にゴミ屋敷がバレないように作業できる?

中身が見えない袋や段ボールを使用したり、分別・搬出方法を工夫したりなど、目立たないように作業することは可能です。

ただし、建物の構造、ゴミの量、作業環境などによって対応できる範囲は異なります。

周囲に知られたくない場合は、見積もりの段階でまずはご相談ください。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼することは恥ずかしい?

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼することや、ゴミ屋敷状態の部屋を業者に見られることを、恥ずかしいと感じる必要はありません。

片付け業者は、ゴミ屋敷になってしまう背景にさまざまな事情や理由があることを誰よりも理解し、プロとして片付けが必要な状態を解消するために集中して作業を行います。

一人で抱え込まず、片付けや引越しを進めるための手段として、業者への相談を検討してみてください。

引越し日が迫っており、急ぎで荷造りするにはどうしたらいい?

引越し日が迫っている場合は、必要な荷物の選別を優先しましょう。

仕事や生活に必要なものや貴重品など、引越し後すぐに使うものを段ボールに詰めます。

残したものは後日自分で片付けるか、片付け業者に依頼するかを検討し、退去日までには部屋を明け渡せる状態にしておきましょう。

急ぎの場合は、即日対応の業者が安心です。

ただし、当日の対応可否や作業の完了時期は、ゴミの量や部屋の状態によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

ご相談・お見積もり無料!ゴミ屋敷の片付けなら全国対応の林商会へ

林商会

引越しに向けたゴミ屋敷の片付けにお困りの方は、ぜひ全国対応の林商会にご相談ください。

女性スタッフが在籍しているため、女性の方にも安心してご依頼いただけます。

最短即日での対応もお受けしており、ゴミの分別・搬出に加え、清掃、消臭・除菌まで一括で対応できるため、すぐに片付ける必要があるという場合もご安心ください。

また、お見積もり後に追加料金が発生することはありません。

・先に費用感だけ聞いてみたい
・予算の範囲内で相談してみたい

という方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

\見積もり・相談無料受付中!/
お問い合わせはこちら

まとめ

ゴミ屋敷から引越しするには、まず自力で片付けられる状態か、片付け業者への依頼が必要かを判断しましょう。

ゴミ屋敷の片付け・清掃だけでなく、引越し作業も請け負ってくれる業者に見積もりを依頼するのもおすすめです。

林商会では、ゴミ屋敷の片付けに関するご相談・お見積もりを無料で承っています。

引越しに向けた片付けでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

LINE公式アカウントで無料相談受付中!

終活瓦版LINE-485x879

終活瓦版ではLINE公式アカウントにて、遺品整理・終活・ゴミ屋敷などの無料相談を実施中です!

どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にご相談ください!

LINEをお友達追加する