【意外と多い?】自身の死後について考えたことがある人は85%!葬儀や財産についての希望を調査

終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する株式会社林商会(本社:滋賀県大津市膳所、代表取締役 林達也、URL:https://hayashi-grp.com/)は、40代以上の男女250人を対象に「自身の死後にまつわる葬儀や墓についての希望」を調査するアンケートを実施しました。

調査期間:2021年7月28日~8月10日
アンケート対象者:40代以上の男女
アンケート回答人数:250名

葬儀や埋葬など自身の死後について考えたことがありますか

(N=250名、単一回答。2021年7月28日~8月10日に実施したインターネット調査による)
はい‥213名
いいえ‥37名

割合は「はい」85%、「いいえ」15%と、自身の死後について考えたことがある人が大多数といった結果となりました。

近年では「終活」といった言葉がより浸透し、早い段階から自身の亡くなった後について漠然とでも考えたことのある人が多いようです。

それでは、「死後の希望」について具体的に見ていきましょう。

【葬儀の希望】は家族葬を希望する声多数

(N=250名、単一回答。2021年7月28日~8月10日に実施したインターネット調査による)
家族葬‥143名
直葬(火葬)‥47名
一般葬‥22名
一日葬(ワンデーセレモニー)‥13名
自由葬‥10名
その他‥12名

自身の葬儀はどういった形式で行いたいか調査を行ったところ、家族葬を希望する声が57%(143名)と過半数を占める結果に。

続いて直葬が18%(47名)、一般葬が8%(22名)、一日葬5%(13名)、自由葬4%(10名)…と続き、古くから一般的に執り行われてきた近所の人や親交のある友人知人が多く参列する一般葬を希望する回答は、全体のたった8%しかいないことが分かりました。

また近頃、一般的に執り行われるようになった家族葬に次いで、直葬(火葬)を希望する声が多いという興味深い結果となり、今後はより一層「葬儀の簡素化」が進むことが予想されます。

なぜ多くの人が簡素な葬儀を望む結果となったのでしょうか。

それぞれの回答の理由を詳しく見てみましょう。

▼自身の葬儀ではどのような形式を希望しますか?

【家族葬】
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祖父や祖母、親戚のお葬式の際、1番悲しいはずの家族が悲しむ間もなくお葬式の準備、参列者の接待(?)に気をとられバタバタと過ごしている姿を見ていて、お葬式ってなんなんだろう、とずっと思ってきました。大掛かりなものでなく、きちんとお別れができる場所であればいいと私は思います。(40代 女性)

家族だけには見送ってもらいたい。直葬だとあまりにも寂しすぎるので気のあった身内だけでも集まってほしい。(60代以上 男性)
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「遺された家族とはしっかり別れを言いたい。」「本当に親しい人だけに見送ってほしい。」といった声が多く、なかには上記のような意見も。

古くから行われる葬儀の形式では、葬儀の準備や参列者への挨拶など、故人が亡くなった直後から遺族への負担が大きく、最期の別れがきちんとできないことを不安に思う人が多いことがわかりました。

次いで多かった直葬を希望する人の意見も見ていきましょう。

【直葬】
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できる限りシンプルにミニマムに済ませたい。人に泣かれたくもないし惜しまれたくもないしお金もかけたくない(40代 女性)
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一番多かった意見が、「金銭的負担を家族に掛けたくない」「シンプルでよい」といった意見でした。

葬儀費用は葬儀全体で、およそ200万円ほど(御布施や接待費用含む総額)かかると言われていますが、直葬であれば通夜や葬儀、告別式を行わない分かなりの費用が削減できます。

また、火葬炉の前で簡素な形式で終了するため、遺族に負担がないことも選ばれる理由のようです。

また、なかにはこのような意見も。
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身体は魂の入れ物なので死んだらそれまでだし、自分の性格上、他人の死は悼むが、自分のことはもう忘れて下さいという感じなので。(50代 女性)
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死後の世界にこだわらない「亡くなればそこで終わり」だと考える人も多くいました。

生きている人のために、時間やお金を無駄にしたくないと考える声もみられ、人々の死生観の変化を感じる結果となりました。

では簡素な葬儀が好まれる現代で、一般葬を希望する人にはどのような理由があるのかも見てみましょう。

【一般葬】
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今までのよくあるオーソドックスなものが、馴染みのあるので良いと思いました。たくさんの方と最期のお別れをしたいです。(40代 女性)

今まで出席した葬儀が一般葬でとても華やかで沢山の方々に見送られて最後まで幸せだなと感じ自身の最後もこの様な最後がいいと思いました。(50代 女性)
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「馴染みがある」「たくさんの人ときちんと別れがしたい」と考える人が一般葬を望む人の意見で多くみられました。

家族葬が一般的になる以前は、多くの参列者が訪れ豪華に祭壇を飾る一般葬が主流だったため、式の流れなどもイメージしやすいと感じるようです。

ではここまでにご紹介した以外の葬儀を希望する人の意見もご紹介します。

【一日葬(ワンデーセレモニー)】
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直葬ではお別れに間に合わない者も出るとおもうので、コロナ禍の今で家族葬が望ましいが、無駄な通夜が含まれるので、一日で済ます葬儀が望ましい。(40代 男性)

お通夜などで、身体的にも余り負担をかけたくないので一日でお別れの葬儀が終わるのも良いのではと段々思うようになってきています。(60代以上 女性)
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【自由葬】
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自分が死んだあとは、周りに迷惑をかけたくないので、周りの好きなようにやって欲しい。(死後まで自分の意思を通す必要はない)。 (40代 女性)

アメリカのドラマに出てくるような形式ができたらいいなと思っています。自宅で簡単な料理を用意して訪問者が自由に出入りし家族と話ができるような形式です。(60代以上 女性)
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【その他】
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私は「献体」希望で葬式も気にしないので、大学病院へ依頼しました。死んだら、番号も用意して待っています。(50代 女性)
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一日葬を望む人の意見では、「家族葬ほど手間やお金をかけたくないけれど、直葬では充分にお別れができず寂しい」といったような意見が多かった印象です。

自由葬では、「一般的な葬儀の形式ではなく、遺された家族に温かく見送られたい」といったニュアンスの理由が多くみられました。

いずれにせよ、現代では格式ばった豪勢な葬儀よりも、生前親密に交流のあった親族や友人など最低限の参列者のみ別れができればそれでよい。

といった考えが主流のようです。

【埋葬/供養の希望】時代の流れ?散骨の人気が高まっている

(N=250名、単一回答。2021年7月28日~8月10日に実施したインターネット調査による)
一般墓(先祖代々のお墓)‥84名
散骨‥57名
納骨堂‥41名
樹木葬‥33名
一般墓(先祖とは別)‥9名
その他‥26名

遺骨の埋葬・供養では、主流である「先祖と共に納骨される一般墓」を希望する回答が全体の33%を占める84名と多数意見となり、散骨22%(57名)納骨堂16%(41名)樹木葬13%(33名)、先祖とは別に自身で建立する一般墓3%(9名)という結果になりました。

一般墓とは、日本では最も馴染みのある形式の墓で、寺や霊園などの区画に墓石を建立する日本で最もメジャーな墓です。

一族など家単位で継承していき、長男が墓を継ぐことが一般的です。

「お墓」といえば一般墓をイメージする人が多いため、このような結果になったのでしょうか。

とはいえ、散骨や樹木葬など墓石を持たない埋葬・供養の形式を望む声が意外にも多く、双方の回答者数を合わせると、全体の36%を占める90名と大多数が散骨または樹木葬を希望しています。

では、それぞれの回答の理由を回答者が多い順に見ていきましょう。

▼自身の遺骨の埋葬・供養はどのような形式を希望しますか?

【一般墓(先祖代々のお墓)】
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跡取りなので特に理由はなく普通だと思ったから。先祖代々と言っても私の親からの墓なのでまだスペースもあるし近くに親戚のお墓もあって便利も良いから。(50代 男性)

先祖代々の墓は、これまでにも先祖のために掃除をしたり手入れをしたこともあり、自分の死後は、ぜひ、先祖と一緒の墓に入りたいです。(50代 男性)
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既にある一般墓への埋葬を希望する人の意見で多かったのは、「跡取り(長男)だから」という意見。

また、「そこに入るのが当たり前だと思っていた」というニュアンスの意見も多くみられました。

【散骨】
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狭いところに閉じ込められてしまうよりも、塵芥になってどこかへ行き、また地球上の別のものに生まれ変わりたいから。(40代 女性)

亡くなった後まで、どこかの土地や家に縛られたくないと思うため。また、亡母などもそういった希望を持っていたため。(40代 男性)
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散骨を希望する人の意見で多かったものが、「死後の世界では自由に過ごしたい・縛られたくない」といった意見です。

一般墓や納骨堂など、所定の場所に遺骨を納める形式では、遺族への継続的な金銭的負担や管理の手間がかかります。

そこで海や山など、地中ではなく外に遺骨を撒くことで、土地や維持にかかる負担をなくし「自身も遺族も自由に過ごせるように」と願う人が多くみられました。

【納骨堂】
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墓守は大変だし義務でもないので納骨堂の方が来たい時に来てくれたら嬉しいと思います。子孫が重荷にならない様にしてほしい(50代 女性)

納骨堂のほうが屋内でお墓参りも楽であり、家族の負担も軽減できるから。また費用が高額であっても、納骨堂は耐震性優れた建物内にあるから。(50代 男性)
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納骨堂を希望する意見では、「墓守の手間や費用はなるべく抑えたいが、たまには墓参りに来てほしい。」といった意見が多くみられました。

従来の“お墓”に近い形式での供養を希望しつつも、家族への負担は最小限に抑えられる納骨堂は「ちょうど良い」供養の方法だと感じる人が多かったのでしょうか。

【樹木葬】
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墓石は絶対にいらない。残された家族が大変なので。樹木葬だと自然に帰る感じがするし、墓参りもしなくてもよいので。(40代 女性)

墓を持つことになれば、残された家族による管理などが後々大変になる。樹木などの一部になれれば幸せと思う。(50代 男性)
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樹木葬では「土に還る」といったイメージから、自然で良いと考える意見が多くみられました。

なかには、死後に自然を眺めながら静かに眠るシチュエーションに憧れを抱く、といった意見も。

また、遺族の負担となる管理の手間が少ないことも魅力なようです。

【一般墓(先祖とは別)】
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家を継ぐ立場ではないので、代々のお墓に入るのは迷惑な気がします。個別にお墓を設けることで、お参りする相手を明確に感じて欲しい気がします。(60代以上 男性)
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自身で建立した一般墓への埋葬を希望する人の意見では「死後は墓に入るものだと思っているが、跡取りではない」といった意見が多く、なかには「先祖の墓が遠方のため建て直したい」といった意見も。

【その他】
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バルーン葬というのに興味があります。お墓は必要ないので、思い出してくれる時には空を見上げてくれれば良いと思います。(50代 女性)
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その他を選択した方の意見では、バルーン葬という宇宙に向け空中散骨を希望する意見も。

近年では葬儀や埋葬方法にも多様化が進み、選択肢が増えたことで「亡くなったから必ず墓に入ら無ければならない」といった常識が崩れてきていることを実感する結果となりました。

遺産相続では「遺された家族が揉めない」ことが最優先?!

(N=250名、単一回答。2021年7月28日~8月10日に実施したインターネット調査による)
法定相続に従う‥104名
自身が定めた分割で相続‥81名
遺族で決めてほしい‥24名
すべて遺贈‥12名
一部を遺贈‥10名
その他‥19名

最も多かった意見が、法定相続に従う41%(104名)。

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万が一家族間でもめたら困るので、法定相続に従って仲良く分けてくれるのが一番落ち着いて死ぬことが出来ます。(40代 女性)

みんなが平等に遺産を相続すれば、もめることもないと思うから。死後、残された家族には、仲良くしてほしいから。(50代 女性)
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法定相続に従った方が良いと回答した人の意見では、一番家族が揉めない相続なのでは?と考えた人が圧倒的に多かった印象です。

ただ、なかにはこういった意見も。
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あまりそう言うことに詳しく無いので法定相続に従います。ただ、自分が財産を残せるかは自信がありません。(40代 女性)
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相続はトラブルに発展することも多く、法律や税など一般の人には難しい手続きや判断が必要な場面も多く、「何となく一番無難な気がする」といった意見も多かった印象です。

法定相続に次いで多かったのは、自身で決めた分割で相続32%(81名)そして、遺族で決めてほしい9%(24名)すべて遺贈4%(12名)一部を遺贈4%(10名)その他と続きました。

自身で決めた分割で相続を希望する人の意見を見てみましょう。

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他の人に任せて決められると後で後悔してしまうより、自身しっかりじっくりと誰に何を残すか考えて相続を決めたいからです。(50代 女性)
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なるべく自身の希望に沿った形で相続したいと考える人も多いようです。

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妻にはあらゆる財産のびた一文でも渡したくないと心から思っているため娘にだけ相続させたい。そのために遺書を残すことを考えている。(40代 男性)
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この男性のように、家族仲が悪いなどの理由で「〇〇だけには遺産を渡したくない!」といった意見も少なからず見かけたので、こういったケースではきちんと遺書に希望を記すことが大切です。

ではここまで紹介した死後の希望を、家族にきちんと伝えている人はどのくらいいるのでしょうか。

死後の希望を家族に伝えている人は〇%!その手段は?

(N=250名、単一回答。2021年7月28日~8月10日に実施したインターネット調査による)
まだ伝えていない‥166名
口頭で伝えた‥66名
書面に残したがその存在を伝えていない‥9名
書面に残し書面の存在を伝えた‥9名

なんと半数以上の66%の人が「まだ伝えていない」と回答!

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あまりまだ具体的に考えていなかったため、ぼんやりした思いしかなく、書き残すには大変な労力が必要なように思う。(40代 女性)

誤解無く、後々諍いになるような恐れが無いと自信を持って伝えられる言葉がまだ用意できていません。話した後でわだかまりを解消するのは困難なので慎重になります。(60代以上 男性)
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「まだ大丈夫」「どう伝えるべきか分からない」といった回答が目立つ結果となりました。

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まだ具体的に書類などで書き残すには若すぎると思い行動には起こしてません。60歳を過ぎたらエンディングノートを書きたいと考えています。(40代 女性)
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また、口頭で家族に伝えたという女性は、頃合いを見計らって文書でも意思を遺したいといった意見も。

実際に、故人の意向がわからず死後の葬儀や相続で親族間の揉め事に発展してしまうケースも多いため、なるべく書面に残したいと考える人が多いようです。

では、書面に残していると回答した人は、どういった形で書き残しているのでしょうか。

(n=18名、単一回答。2021年7月28日~8月10日に実施したインターネット調査による)
エンディングノート‥9名
法的拘束力のない遺言書‥3名
法的拘束力のある遺言書‥2名
その他‥4名

最も多かったのが、エンディングノート。
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なんかしらの形として取っておきたいが、遺言状を書くのには時間的制約があるためにこの方法を現段階で選んでいます。(40代 男性)

極力お金をかけたくないため、法定拘束力がなくても簡単に自分の意志で作れるもので自分の意志を表現したいから(40代 男性)
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形式などに決まりはなく、自由に自分自身の書きたいことを書くことができるため、終活を始めるうえで気軽に利用できる点が良いのでしょう。

続いて遺言書を残している人の意見も見てみましょう。
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自分の親が残した遺言書に不備があり、相続で揉めたので、自分は適法な書式による遺言書を書いて準備してある。(60代以上 男性)
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身近な人の死を経験し、その際に揉めた経験談から遺言書を書き残しているという意見も。

エンディングノート、遺言書どちらも双方のメリット・デメリットがあるため、ご自身に合った方法はどちらなのか、をきちんと判断したうえで作成されることをおすすめします。

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