遺品整理後の仏壇の処分方法とは?供養への対応法や回収費用の目安も紹介

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遺品整理後の仏壇は、継承または処分を検討しなければなりませんが、どのような方法を選べばよいか困った経験はありませんか。

そこで今回は、仏壇の処分方法を4つご紹介します。

仏壇を供養する方法回収費用の目安も解説しますので、仏壇の処分方法をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

【承継or処分】故人が残した仏壇のその後

遺品整理後の仏壇は、親族の中に跡継ぎがいれば問題なく継承できますが、少子高齢化の進む現代では、仏壇を処分する家庭が増加しているのも事実です。

しかし、実際に仏壇を処分するとなると、以下の理由で後ろめたく感じる方も多いでしょう。

  • ご先祖様に申し訳ない
  • 家族や親族の同意を得られないかもしれない
  • 罰が当たりそうで怖い
  • 菩提寺にどう説明すればよいかわからない
  • 仏壇を供養する方法がわからない

この章では、仏壇の処分に疑問を感じる方のために、引き継いだ仏壇を処分する際の許可の必要性を解説します。

引き継いだ仏壇は自らの意志で自由に処分できる!

仏壇は、祭祀財産に分類されるため、遺言や裁判所に指定された祭祀継承者に処分の判断が委ねられます

祭祀継承者になると以下の義務が発生しますが、法的拘束力がないため、仏壇を自らの意思で処分することが可能です。

  • 墓参りや法要の主宰
  • 祭祀財産の管理
  • 祭祀財産にかかる費用の負担

また、祭祀継承者の許可があれば、第三者に仏壇の処分を委任できるため、賃貸住宅のオーナーや管理会社に仏壇の処分を依頼しても問題ありません。

遺品整理で仏壇を処分する前に閉眼供養を行おう!

遺品整理後に仏壇を処分する場合は、事前に閉眼供養を行いましょう。

閉眼供養とは、以下の目的でお墓や仏壇から故人の魂を抜き取る法要のことです。

  • 仏壇の処分
  • 改葬
  • お墓のリフォーム
  • 墓じまい

僧侶の読経を聞きながら執り行うのが一般的で、宗派や地域によっては「魂抜き(たましいぬき)」や「お性根抜き(おしょうねぬき)」と呼ばれる場合もあります。

また、閉眼供養を依頼する際は35,000〜50,000円程度のお布施を準備する必要があるでしょう。

ここからは、閉眼供養の主な方法を解説します。

閉眼供養の主な方法

閉眼供養の主な方法は、以下の通りです。

  • 菩提寺
  • 仏具店
  • 供養業者
  • 遺品整理業者

菩提寺に閉眼供養を依頼する場合は、お寺や宗派ごとに供養の方法が異なるため、早めに相談しておくと安心です。

仏壇を新しく買い替える場合は、古い仏壇の引き取りが可能な仏具店に依頼するとよいでしょう。

また、菩提寺がなければ供養業者に依頼するのも一つの方法です。

遺品整理が進まず、部屋が片付いていない状況であれば、仏壇処分に必要な作業をまとめて引き受けられる遺品整理業者に依頼しましょう。

遺品整理で仏壇を処分する4つの方法

ここからは、遺品整理で仏壇を処分する方法を4つ紹介します。

菩提寺で処分

お寺にご先祖様のお墓がある場合や普段からお寺と付き合いがある場合は、菩提寺で仏壇を処分するのがおすすめです。

菩提寺に仏壇の処分を依頼すると、以下のメリットがあります。

  • 閉眼供養やお焚き上げもまとめて依頼できる
  • 宗派や信仰の儀礼に合わせて仏壇を処分できる

ただし、以下のデメリットもあるため、検討する際は注意も必要です。

  • 費用の目安がわかりにくい
  • 対応可能な期間が限定的で、希望日までに仏壇を処分できない可能性がある

また、菩提寺がない場合は同じ宗派のお寺に相談するのもおすすめです。

万が一宗派がわからなければ、仏壇のご本尊から宗派を判別できます。

仏具店で処分

菩提寺がない場合は、仏具店に仏壇の処分を依頼するのもよいでしょう。

仏具店に仏壇の処分を依頼するメリットは、以下の通りです。

  • 仏壇を処分する段取りが決まっているため、スムーズな対応が期待できる
  • 引き取りや割引のサービスが受けられる場合がある
  • 提携先のお寺を紹介してもらえる場合がある

また、仏具店に仏壇の処分を依頼する際は、以下の情報を事前に問い合わせておくと安心です。

  • 仏壇の訪問引き取りは可能か
  • 持ち込みは可能か
  • 運送会社を利用できるか

問い合わせの際は、最初に仏壇のサイズを伝えておくと、スムーズに対応してもらえるでしょう。

粗大ごみで処分

仏壇を粗大ごみで処分する場合は、以下を参考に各自治体のルールにあわせて処分することが大切です。

  • 指定のごみ置き場で定期回収日に処分する
  • 臨時ごみとして回収を依頼する
  • ごみ処理場に持ち込む

仏壇を粗大ごみとして処分すると、費用が安く抑えられるうえに、電話やインターネットで依頼できるメリットもあります

ただし、以下のデメリットもあるため、検討する際は注意も必要です。

  • 処分の手間がかかる
  • 自分で処分することに抵抗を感じる場合がある
  • 処分の作業中に怪我をする可能性がある
  • 閉眼供養やお焚き上げの費用が別途必要

また、自治体によっては仏壇の処分に対応していない場合もあるため、仏壇を粗大ごみとして処分する場合は事前に問い合わせておくとよいでしょう。

遺品整理業者で処分

遺品整理が進まない場合は、遺品整理業者に仏壇の処分を依頼するのもおすすめです。

遺品整理業者に仏壇の処分を依頼すると、以下のサービスを受けられます。

  • 仏壇の引き取り・運搬
  • 僧侶の手配
  • 閉眼供養
  • お焚き上げ

費用やサービスの内容は業者ごとに異なるため、予算や希望する内容に対応してもらえるか事前に確認しておくとよいでしょう。

また、仏壇の買取が可能な遺品整理業者であれば、費用負担を軽減できるメリットもあります。

仏壇処分に必要な一連の作業をまとめて依頼できるため、時間に余裕のない方や体力に自信のない方にもおすすめの方法です。

仏壇処分にかかる費用の相場

ここからは、仏壇処分にかかる費用の相場を表で確認しましょう。

処分の依頼先 金額
菩提寺 10,000〜100,000円
仏具店 20,000〜80,000円
自治体 500〜3,000円(別途閉眼供養が必要)
遺品整理業者 30,000〜100,000円

仏壇を粗大ごみとして処分すると、他の依頼先よりも費用を安く抑えられますが、菩提寺遺品整理業者を利用して別途閉眼供養を執り行う手間の軽減や他のサービスを受けられることはメリットと言えるでしょう。

【遺品整理】仏壇を処分する際の注意点

ここからは、遺品整理後に仏壇を処分する場合の注意点を解説します。

貴重品が入っていないか確認する

仏壇を処分する場合は、貴重品が入っていないか事前に確認することが大切です。

仏壇の中の小物入れや隠し引き出しに貴重品を保管しているケースも多いため、見落とさないように注意してください。

また、以下の重要書類が保管されている場合もあるため、確認しておくと安心です。

  • ご先祖様の写真
  • 過去帳
  • 経典
  • 家系図

大切なものを仏壇に保管する方も多いため、誤って処分することのないよう、仏壇内の確認は念入りに行うとよいでしょう。

仏具の処分方法を確認しておく

以下の仏具を処分する場合は、処分方法も確認しておきましょう。

  • ご本尊
  • 位牌
  • 香炉
  • 花立て
  • 燭台
  • おりん
  • 湯呑(ゆのみ)
  • 仏飯器(ぶっぱんき)
  • 仏器膳(ぶっきぜん)
  • 木魚
  • 経典
  • 数珠

ここからは、仏具の処分方法を解説します。

ごみ収集で処分する

自分で仏具を処分する場合は、ごみ収集で処分するとよいでしょう。

仏具の多くは、燃えるごみと燃えないごみに分別できますが、真鍮製の仏具は資源ごみとして収集するケースもあるため、事前に自治体へ問い合わせておくと安心です。

仏具店や菩提寺に依頼する

仏壇と一緒に供養したい場合、仏具店や菩提寺に依頼するのがおすすめです。

基本的に仏具の供養は必要ありませんが、仏具店や菩提寺であれば引き取りも一緒に依頼できる可能性があります。

仏具の処分に対応できるかどうかは、店舗やお寺ごとに異なるため、気になる方は事前に相談しておくとよいでしょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、仏具の処分日程を決めやすく、分別の手間を省けるメリットがあります。

ただし、回収物をすべて不用品として扱うため、誠実な対応の業者を選ぶことが大切です。

仏壇処分は家族や親族に同意を得たうえで行う

仏壇を処分する場合は、家族や親族の同意を得たうえで行うことも大切です。

仏壇は、祭祀財産に分類されるため、継承者に指定されると自分の判断で処分できますが、家族や親族の同意を得ずに処分すると、後々トラブルに発展する可能性があります。

家族や親族が仏壇に強い思い入れをもっている可能性もあるため、仏壇の処分方法も事前に話し合っておくと安心です。

仏壇は、ご先祖様と家族や親族をつなぐ大切な財産であるため、処分を検討する際は事前に家族や親族と納得できるまで話し合い、同意を得たうえで実施することをおすすめします。

【全国】仏壇を処分できる遺品整理業者を紹介!

生前整理や遺品整理を行なう際に仏壇を処分する方は多く、その場合は遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。

優良な遺品整理業者であれば、遺品整理以外にも仏壇処分を含むさまざまなサービスを適切に行なっていることが多く、遺品整理に関する作業を一括で請け負っているでしょう。

そこで気になるのが遺品整理に関する工程の費用ですが、目安は関東や関西などの地域ごとに異なるため、下記でエリア別の業者10社を詳しくご紹介しています。

仏壇の処分以外にもどのようなサービスを展開しているのか、業者ごとに紹介しているので業者選びの参考にしてください。

北海道・東北 北海道/青森県/秋田県/岩手県/宮城県/山形県/福島県
関東 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県
中部・甲信越 愛知県岐阜県静岡県長野県新潟市福井県/山梨県/富山県石川県
関西 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県三重県
中国 岡山県広島県
九州 福岡県佐賀県熊本県大分県

※随時更新予定

遺品整理や仏壇の処分は「林商会」にお任せください

林商会

遺品整理や仏壇の処分を検討中の方は、生前整理アドバイザー・遺品整理士・現場特殊清掃士が在籍する林商会がおすすめです。

林商会は、年間15,000件を超える豊富な相談実績をもち、緊急を要するご依頼にも迅速に対応いたします。

以下の遺品整理のサービスに幅広く対応しているため、仏壇処分に必要な作業をまとめて依頼できる点も魅力の一つです。

  • 近隣の方へのご挨拶
  • 養生作業
  • 遺品整理
  • 家具解体
  • 荷物の運搬
  • リサイクル・買取

また、見積もり後の追加料金が一切かからないため、お客様のご希望に合わせて最適な価格をご提案いたします。

お問い合わせは年中無休で受け付けていますので、林商会の遺品整理サービスが気になる方は、公式ホームページやLINEでお気軽にご相談ください。

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まとめ

仏壇の祭祀継承者であれば、遺品整理後に仏壇を自らの意思で処分できますが、事前に家族や親族と処分方法を話し合っておくことが大切です。

予算や希望する内容に適した依頼先を選び、後悔のない仏壇の処分方法を選択しましょう。

また、仏壇は小物入れや隠し引き出しが備え付けられている場合があるため、処分する際は、仏壇の中に貴重品重要書類が残っていないか念入りに確認してください。

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